【五感と知覚のパワー The power of senses and perception】〜ロルフィングのWSに参加〜

7月末、数年ぶりにロルフィングの海外講師が来日するワークショップに参加してきました。

今回のテーマは、ロルフィングにおける「ムーブメントの探究」です。

トレーナーやヨガインストラクター、ピラティスインストラクターなど動きを見る方にはとっても学びのある内容だと感じましたので、

ブログで一部共有させていただきますね。

引用元:https://www.rolfing-studio.ch/home

今回の講師はスイス🇨🇭出身のフランス·ハット アーノルド先生。

ヨガ、コンタクト・インプロヴィゼーション、タップダンス、太極拳、フラメンコ、サルサ、気功、瞑想など、多岐にわたる動きの探究を続けながら

40年間のロルファー歴があるベテランの先生です。

休憩もほとんど取らずに2時間通して話し続けて通訳泣かせ(笑)だったりしましたが、とても熱心に教えていただきました。

目次

そもそもムーブメントとは?

ムーブメントとは、「身体本来が持つ動きの質を再現すること」によって身体の変化をもたらすものです。

ロルフィングでは、骨格や筋膜によって作られる「構造」を変化させることで姿勢が変化し、痛みや症状などの改善を目指していきます。

その一方で、同じ症状が何度も再発してしまうことがあります。

なぜなら、

「痛みや症状を生み出す動きのパターン(クセ)から抜け出せていない」

ことが原因として残っているからです。

いくら治療を受けても前の状態に戻ってしまうのは、長年の動きのクセが変わっていないのです。

そのため、ロルフィングの中では「動きの再教育」という観点で動きのパターンを書き換えていきます

今回のワークショップでは、どのようにしたら動きのパターンが変わるのか、動きの感覚を深められるのか体験していきました。

今回のワークショップは三日間あり、

  • 一日目:呼吸
  • 二日目:歩行
  • 二日目:サイドライン

このようなテーマで進んでいきました。

講師がロルファーということもあり、今回はロルフィングの10シリーズの1〜3回目のレシピに沿っていたのが印象的でしたね。

ロルフィングの10シリーズは1〜10回目までそれぞれ別々の目的(ゴール)を達成していくことで、10回全体を一つの大きなセッションと捉えて身体を解放していくプロセスです。

その流れに沿った形で「ムーブメント」を探究していくというのはとても面白い試みでした。

初日:呼吸と姿勢

重力との調和

ロルフィングでよく出てくる「重力」、見えない力で掴みどころがありませんよね。

重力を感じて、と言われてもピンと来なくないですか?

ただ、猫背や首が前に傾いている人やご高齢の方を見ると、明らかに体重=重力が前⇨下方向に掛かっているのは見えてきますよね。

フランス先生は、その重力をうまく活用できると下方向への力がしっかり上方向へ変換されると言っていました。

そのために、私たちの身体では「流れる動き」と「止める動き」の二つを活用することが大事、とも言っていました。

流れる動きがあっても止める=安定する場所がないと、流れや力がうまく活用されない。

赤ちゃんが母乳を飲むときも、おっぱいを吸うという流れる動きをしつつも、

喉を締めて飲み込み嚥下するという止める動作も同時に起きている、とのこと。

このバランスが崩れてくると身体に異変が起きたり、痛みや症状が出るのです

確かに、世の中で多くみられるのは緊張が強すぎて止める動きばかりになっていたり、

はたまた止める力が全くなくて不安定だったり、とこの両者のバランスが取れていない方が多いですよね。

個人的には、止める動きが実は重要である、という視点は、なるほど!という感覚でした。

緊張ばかりに目が行きがちですが、止める=安定する力も確かに大事ですね。

この二つの力が、重力が掛かる地球上で常にバランスを取って動きを作っているのです。

動きの中にある「流れる力」と「止める力」が、重力下で常にバランスを取ろうとしている。

知覚と五感

フランス先生は、そのバランスを取るために必要な要素は全部で4つあると言っていました。

その中で今回ご紹介する一つが、「知覚」です。

「知覚」は、シンプルに言うと感じる力です。

その知覚はその人が体験してきた文化や背景、教育や文脈とも関係していて、

どういったフィルターを持つかは千差万別です。

ただ、その知覚は個々人の体験が積み重なった「習慣」に大きく支えられており、知覚を通じて動きの質を変えると習慣の上書きが可能、とフランス先生は教えてくださいました。

その際に活用するものが、五感です。

視覚、嗅覚、聴覚、味覚、皮膚感覚のそれぞれに意識を向け、

自分の感覚や呼吸がどう変化するのか体感していきました。

思えば、視覚を柔らかく水平線を見るようにしたり、

周辺視野を感じてボワーっとしたりすることはセッション中ありますが、

聴覚や嗅覚、皮膚感覚に意識を向けるという方法を最近やっていませんでした(習ったことあるのに….)

特に聴覚は前庭器官という、平衡感覚に関わる臓器との関わりも深いため、

耳に意識を向けることで自然と感覚が広がる、とフランス先生はおっしゃっています。

前庭器官

面白いもので、その五感の中でも呼吸が楽になるもの、そこまで変わらないものがあるので、

自分に合うものを改めて自覚できたことが発見でした。

皆さんは、自分の五感で何が相性良いでしょうか?

僕は、皮膚感覚と聴覚が良い反応をしていて、早速セッション中に活用しています。

そういえば、アメリカでバイオダイナミクスオステオパシーの通訳をしていた時も、

先生の1人が、「五感を全部同時に使うといいよ」、って話もしてくれてたなぁ…

色々思い出してきました。

五感を通じて知覚に伝わる情報を変化させ、動きと習慣が書き換わっていく。

呼吸と姿勢

今回のクラスでは、「呼吸が姿勢や動作に影響してくる」と紹介されました。

具体的には、息を吸うと胸が広がり、背骨が伸び、骨盤が前に傾き、首が上に行きます。

こうした呼吸を活用して、身体の各部位の空間を広げていくプロセスをムーブメントを通じて

体験していきました。

四つん這いになって呼吸を感じながら背骨を動かすムーブメントなど、見た感じは珍しい動きをたくさん体験。

でも、アメリカでのロルフィングを勉強していた頃は、よくこんな動きをやっていたものです。

こうしてたまにロルフィングの世界観に浸れる機会、やっぱり貴重ですね。

個人的に印象に残っているのは、

呼吸を使いながらそれぞれの脊椎が同じリズムで動くように動きの一貫性を身体全体に持たせていくこと。

頚椎ばかり動きすぎて胸椎が動かない、というケース、よくありますよね。

ちょっとした動きの中にも、どこに焦点を置くかで導ける方向性が変わります。

呼吸と知覚を通じて姿勢の変化や動きを探究し、身体を書き換えていく。

二日目:歩くこと

内在筋と外在筋

二日目は呼吸の仕組みを解説していただきながら、重力と歩行をどう結びつけるか、という話になりました。

これは非常に面白い内容である一方で、ロルフィングの真髄に通ずる概念なのでここでの紹介は控えさせていただきます。

ヒントは、「地面と空間へのオリエンテーション」です。

この2面から歩行の機能を開いていく試みをしていきました。

引用元:Gravity Glue

その流れで、内在筋と外在筋の話にもなりました。

これは理学療法界や治療業界ではよくある話なので解説します。

内在筋はインナーマッスルや短関節筋と呼ばれたりもします(注:これは僕の解釈です)

いわゆる、姿勢を保持するときに働く筋肉ですね。

対して、外在筋はアウターマッスルと呼ばれたり多関節筋と言われます

このバランスが大事、という話は僕の年間ワークショップに出ている人なら

一度は僕から聞いたことがあると思います。

どれが内在筋で、外在筋でしょうか?

つまり、「安定させる役割と動きを作る役割で働く筋肉が変わる」、ということですね。

これは両者同時に働くようにできているのですが、

姿勢保持筋が寝てて、動きを作る筋肉が過剰に活動しているケースが非常に多いですよね…

なので、内在筋を活性化させて外在筋の張力バランスをとる、という発想につながります。

そして、この姿勢保持に働く内在筋へ届く神経が全体の中でとても少ない、というお話しが興味深かったです。

先生の解説によると、随意運動に関わる神経が脳から二千万ニューロン出ていて、

脊髄に届いて動きに関与するのはたった三十万ニューロン、およそ1.5%とのことです。

他の98.5%の神経ニューロンは感情に関与して、情報整理や理解を深めるために使われ

動きに関わってくる神経はごくわずかしかないんですね。

内在筋に到達する神経の割合は非常に少ない。

ガンマループ

その限られた資源を有効活用するために必要な概念が、ガンマループです。

ガンマループとは、

「ガンマ運動神経(ニューロン)を活性化して、より姿勢保持に関連する筋肉の働きを促す」

神経回路のことを指します。

詳細を説明すると少し難しいのですが、ここで出てくるのが「筋紡錘」という器官です。

筋紡錘は筋肉の中に存在している機械受容器(固有感覚受容器)で、

「筋肉の長さ」を知覚しています。

筋肉の中にある細長い部分が筋紡錘で、筋肉が伸びた時の様子がこちらです↓

筋肉が伸びた時

筋肉が伸ばされると①筋の伸長が起き、②感覚神経(青い繊維)が刺激されて③脳・中枢へ情報を送るんですね。

ここでポイントは、「感覚神経は組織が伸ばされた時にのみ反応する」ことです。

つまり、筋肉が短くなったら真ん中にある感覚神経は刺激されず、

脳へ情報を送ることができません。

そうならないように必要なのが、ガンマ(γ)運動神経です(赤い繊維)。

筋肉が短くなった時

筋肉を短くするためには①アルファ(α)運動神経が働く必要があります。

その時、②筋紡錘の両端に付着するガンマ運動神経も同時に働くと、筋紡錘の中の繊維=錐内筋繊維の両端が短くなります。

すると、相対的に③真ん中の感覚神経がある錐内筋繊維が伸ばされて刺激が入るので、

④脳・中枢へ情報を送ることができます。

大事な部分として、ガンマ運動神経は姿勢保持に関連する筋肉と関係が深いことです。

つまり、ガンマ運動がしっかり働けば姿勢の保持や関節の安定性が保たれ、

かつ感覚神経が脳にフィードバックを返してくれます。

すると、身体の位置感覚や状態を的確に把握できるようになって次の動きがしやすくなったり、動き自体の質が高まります。

そして、このガンマループを活用するために、知覚を用いて動いていくことが大事になってくるんですね。

ガンマループが動きの質や姿勢の関係性を変化させる鍵になる。

脊柱の働き(回旋と伸長)

上記の姿勢保持筋やガンマループを活用して歩行動作を洗練させていったわけですが、

忘れてはならないのが脊柱です。

脊柱は身体の中心を通っている存在であり、かつ歩行動作において非常に大事な役割を果たします。

その役割とは、「回旋と側屈」を生むことによって対側の動きを引き出すことです。

右腕が前に出たら左足が前に、左腕が前になったら右足が前に、というように

人間の身体は何も意識しなくても勝手に捩れの動きが発生するようになっています。

それを可能にしてくれるのが脊柱なんですね。

「スパイナルエンジン」という有名な書物がありますが、

脊柱自体がエンジンとして人間の駆動をサポートしているという考え方は非常に重要だと思います。

同時にフランス先生は初日でも言っていましたが、脊柱の伸長についてよくお話しされていました。

ただポイントとして、ただ反るような脊柱の伸展ではなく、脊柱の前の空間を広げる伸長、という見方をされていました。

これはロルフィングのクラスでもよく言われていて、『Prevetebral Space』という、

「脊柱前の空間」の意識が重要になるのです。

これは、僕のロルフィング10シリーズのベースになっているエドモーピン博士の書物でもよく言われていて、

「脊柱前にこそ重力が通るラインがある」、と言っていました。

引用:重力とダイナミックな関係性

多くの人は脊柱を基準として動きを感じていますが、

重力が通るライン=重心の位置は脊柱の少し前の空間にあります。

エドモーピン博士は、

「脊柱と筋膜のバランスによって脊柱前に空間が作られ、重力がその道を通っていく」

と解釈していました。

フランス先生も、この脊柱前の空間を感じたり伸びを感じることを意識させながら

さまざまなエクササイズを指導していたのが印象的でした。

脊柱前の空間があることが重力を味方にする鍵であり、伸長や回旋も可能にしていく。

三日目:身体の側方への広がり

固有感覚受容器

いよいよ最終日になりました。

ここで出てきたトピックが、「固有感覚受容器」です。

筋膜に多く含まれている固有感覚受容器は、上記の筋紡錘を始めとして

身体内の位置感覚や姿勢、深部に起こる圧など、さまざまな情報を感じ取るセンサーです。

ちなみに、The American Heritage Science Dictionary(アメリカ遺産科学事典)によると、

“The unconscious perception of movement and spatial orientation arising from stimuli within the body”

「身体内の刺激によって起こる動きや空間への方向づけを無意識に知覚する」のが固有感覚受容器と定義づけています。

これがあることで、私たちは身体の動きを目で見ることなく感じ取ることができます。

そこに、身体の内側を感じる内受容感覚(内臓の感覚など、interoception)、

外側の情報を感じる外受容感覚(音や匂い、触れる、など五感、exteroception)、

これらがあることでより情報を感じ取ることができます。

そして、内側に広がる位置感覚を知覚する固有感覚受容器(動きや姿勢、proprioception)、

外側から内側への情報を通じて動きをより知覚する外固有感覚受容器(exproprioception)、

これらが複雑に絡み合って私たちの身体はさまざま情報を知覚しています。

引用:musicianshealthcollective.com

この外固有感覚受容器(exproprioception)は、初めて聞いた単語だったので

ちょっと色々調べてみましたが、定義が色々分かれていたり日本語での言葉も

決まりきっていないようなので、上記の日本語は僕が仮に訳したものです。

その中で、eyepatientというサイトが紹介していた表現で、

「固有受容感覚と外受容感覚によって得られる、外界との関係に基づいた動きや姿勢の情報」

というのが一番しっくり来たので、ここにも載せておきます。

つまり、固有感覚受容器は内側から発生した動きや姿勢の変化を知覚するセンサーで、

外部からの刺激(音や視覚、皮膚感覚など)が起点となり、内部の動きや姿勢が変化するのを知覚するのが外固有感覚受容器なのかな?と解釈しています。

ここでのポイントは、五感などの外受容感覚によって情報が身体の内側に入り、内側の感覚である固有感覚によって動きや姿勢を知覚することの重要性です。

ただ単に、何の意識もなしに動くのではなく、知覚を使うことで外部からの情報により能動的になり、身体内部の動きや位置関係をより正確に把握できるようになります。

その結果、動きの質が変化して身体が変化し始め、最終的には痛みや症状も変化していくのです。

知覚を通じて外部⇨内部に情報が入り、固有感覚の活用によって身体の動きや姿勢の感覚がより磨かれていく。

トニックファンクション

この知覚や固有感覚受容器の話で欠かせないトピックが、「トニックファンクション」です。

上記でも簡単にアイディアはご紹介していますが、簡潔にいうと、

「姿勢や関節の安定に関与する内在筋が最初に働き、その後に大きな動きをもたらす外在筋が働く」

メカニズムのことを、トニックファンクションといいます。

これは、ロルフィング業界の巨匠・先輩である、ウベア・ゴダール氏とケビン・フランク氏が提唱している身体の機能システム・考え方です。

トニックファンクションーケビン・フランク

内在筋、外在筋という言い方もありますが、

内在筋=Tonic muscle(持続性筋肉)、外在筋=Phasic muscle(瞬発性筋肉)

と表現されます。

この違いとしては、Tonic muscleは姿勢のサポートをしてくれる不随意な筋肉で、
Phasic muscleはダイナミックな動きをする随意的な筋肉になります。

そして、このTonic muscleが最初に収縮することによって(Pre-movementと呼ばれます)

身体の安定性が担保され、Phasic muscleが大きな動きをすることができるのです。

そして、特にロルフィングの観点においては、重力との関係性を説いています。

つまり、重力がかかっている中で動きが起きる時、身体がつぶれないように

Tonic muscleが最初に起動することで、身体の空間を広げた動きが可能になると考えています。

空間が広がる、ということは関節や筋肉に緊張が生まれにくい状況なので、

痛みや症状などが起きにくい状態になりますよね。

これまでの人生や経験の中で反復的に培われた習慣によってその動き方ができるかが決まってくるのですが、

不調がある多くの人はTonic muscleの起動ができていません

そして、姿勢保持筋=Tonic muscleは不随意筋、つまり無意識に働きます

ですので、Tonic muscleが働くようにすれば、頑張らなくても勝手に姿勢が保持されます。

そのために、五感や知覚を使って習慣や動きの質を書き換え、ガンマループを使って姿勢保持筋にスイッチを入れるんです。

五感の活用⇨知覚の変化⇨受け取り方の変化⇨Tonic muscleの起動

⇨姿勢や動きの安定⇨動きの質向上⇨痛みや症状の解消

というメカニズムが一例で考えられるでしょうか。

ですので、私のロルフィングのセッション中に求めていく動きは、小さい関節運動が多いんですね。

大きな筋肉はすでに活動過多なので、Tonic muscle(内在筋)を刺激したいのです。

五感や知覚を使うことによってTonic muscleが動き出し、姿勢の安定と動きの質を高めることができる。

対側の動きによる頭部の解放

いよいよ最後の章になりました。長かったですよね?笑

ここはちょっとシンプルにお話ししますが、重要な部分もあるので要点はしっかりお伝えしますね。

これまで知覚や五感、そして姿勢や動きを支える内在筋、など話してきましたが、

実際に動きが起きた時にどう動かすか、という実践も大事になります。

その中で、最終日には対側の動きを探究していきました。

対側の動きとは、歩くときに自然に起こる、手と足が逆に動く仕組みのことです。(上述)

右手が出たら左足が前に出る対側の動き

四肢がない人でも、体幹部の部分では対側の動きがあると言われています。

つまり、これは頭で考えて起きていることではなく、身体に組み込まれた自動プログラムと言ってもいいでしょう。

そして、この対側の動きを作っているのは、脊柱です。

ですので、この対側の動きが脊柱によってもたらされ、最終的には頭部の解放もしていこう、

というのが最終日の流れになりました。

対側の動きを探究する中で大事になるのが、サイドライン、身体の横側です。

身体を対側に動かすとき、目指す方向性として置くのが外側の空間です。

右腕なら左側の空間に、左足なら右側の空間に広がる動きをします。

これが連続で起きると手足がまっすぐ前に行くのですが、それぞれを分解すると逆方向の空間に行きますよね。

そうすると、脊柱全体の回旋が生まれ、その捩れが骨盤の下〜脊柱全体〜頭部まで繋がっていきます

そこに、初日から行ってきた脊柱前の空間の解放を重ね合わせて動いていくと、

ただ身体を回しているだけなのに頭や首が軽くなっていくんですね。

見てみると、かなーり適当なことをしているように見えますよね?笑

でも、真剣に身体の中を感じながら動いていますし、

何よりも動き始めをどこからするのか、どこの力を抜くのか、どの知覚を使って動かしていくか

などを変えていくことによって、頭部や首への影響が生まれてきます。

ただ動かしているだけでは変化は起きてきません。

このように意識を能動的に持ちながら、動きのクオリティを探究していきます。

頭に直接働きかけていないのに、脊柱の回旋や対側、横側の意識を通じて首周りの状態がここまで変化していくことにはとても驚きました。

対側の動きや横側の意識を通じて頭・首の解放が可能になる。

まとめ
〜五感と知覚に秘められた可能性〜

ここまでバーっと羅列してきましたが、いかがだったでしょうか。

たった三日間なのに、本当に情報量が多かったと思います。

このブログ自体は自分の復習用と、ロルフィングに興味のある方、

そして身体の神秘に少しでも興味のある方にとって学びのあるようにまとめていったつもりです。

今回一番大きかった学びは、やはり五感を使うことによって知覚を変化させていくことです。

このワークショップでは、ムーブメントの中で使っていきましたが施術の中でも活用できますし、

もっと言えば生きている毎日の日常の中でも大きく意識することができることだと改めて感じています。

すでに知っていたことばかりだったのに、しばらく意識しないでいると忘れてしまっていくので、

こうしたタイミングでまた思い直すことができて本当によかったです。

そして、初めてお会いしたフランス先生もとても素晴らしい先生でした

大きな愛で熱心に教えていただき、改めてロルファーの人柄の素晴らしさを再認識しました。

日本国内で活躍する他のロルファーの皆さんとも久々にお会いできたり初めましての方もいたりと、

出逢いにも感謝のワークショップでした。

ご一緒できた皆さん、有難うございました!

フランス先生、Merci!!

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この記事を書いた人

日本語と英語を操るバイリンガルロルファー。東京出身ではありますが、神戸の風土と文化、そして人の雰囲気に親しみを感じ、2016年に移住してきました。六甲山を始めとした山々と海の自然に囲まれ、お洒落なお店が立ち並ぶ神戸三宮での日常を楽しんでいます。

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