【姿勢改善例4】「五十肩の可動域が大きく改善…」50代女性 主婦

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セッション1

5年ぶりの10シリーズ。今回は五十肩の症状があり、肩だけでなく全身の調整が必要と思いセッションを受けました。

第1回目は呼吸がテーマ。肩を両手で優しく包んでもらっているとフッと胸骨が緩み、それだけでも呼吸に変化がありました。肋骨の前面背面に丁寧にアプローチされると、肋骨だけでなく下腹部の緊張も取れ、呼吸がお腹全体にまで広がります。左側が終わった段階で比べてみると、左右の呼吸の入り方が歴然と違っていました。

臀部側面の筋肉へのアプローチでは、仙骨・腰椎周りが緩みました。リズミカルでリラックスを誘うタイプのマッサージとは違い、時にはそれなりの圧も加わるアプローチにもかかわらず、終始リラックスして夢うつつの状態でした。セッション前に「寝てしまっても構いませんよ」と仰っていただきましたが、アプローチされている箇所の体の感覚と変化を追うのが楽しく、思考を介さないぼーっとした状態で体感を味わいました。

終わった後立ってみると、立つ脚がとても力強く、また、体全体で呼吸をしていることがわかります。胸だけでなく全身が連動して膨らむ感覚で、胸もお腹もダイナミックに動くようになりました。首周りの緊張が取れたせいか、声の出方も全く変わりました。

帰途の道を歩く際は、上半身が安定しているからか出す脚がとても軽く、腕の振りも大きくなっていました。今回受けてみて、体がとても緊張していた事を実感しました。

セッション後1週間の気づき
  • 歩くときに臀部がとても軽い。お尻の存在を感じずに脚が進む。

この感覚は初めてでとても面白く感じます。

  • バレエのレッスンでは、1番ポジションに立つ際、重心がピタッときまる。

体の真ん中を通る太い杭が地面にしっかりと根差すような感覚。

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セッション2

第2回目は足。まず土台を整えてその上に体を積み上げていくとのこと。立った時の右足・左足のついている感覚や、歩いた時の足の着き方を細かく体感してチェックしていきます。左右それぞれに前後、内・外側と細かくバランスを感じることは少し難しかったですが、違いがあることに気づけました。

足の細かな部分へのアプローチは、ただ触れているだけのようなとても繊細な圧です。それなのに、油をさしたように足首がなめらかになり可動域も広がりました。足裏の中心から少し下あたりにアプローチされている時は、柔らかなタッチにもかかわらず仙骨まで響く感覚がありました。

終わって立ってみると、両足脚の存在感がとてもあるとともに、全身がとても軽く感じました。真っすぐただ立つだけでも、普段は前後左右に微細なブレがあり、それを無意識下で微妙に調整しながら立っている感覚でしたが、脚がしっかりとしてブレを感じません。歩いてみると、左足が開き気味に着いていたのが真っすぐになっていました。

翌日感じた変化は、背骨の回旋がとてもスムースで可動域が広がっていること。これは背骨の両脇を上から下にアプローチしたことによる変化でしょうか?背中・腰がとても柔軟になって腕が動かしやすくなり、痛めている右肩の可動域も広がりました。

1週間経過後の変化は、全身の柔軟性が高まりました。今まで伸びなかったところがその箇所だけが柔軟になったのではなく、全身を通して伸びている感覚があります。受けた直後はセッション1の呼吸の時の方がダイナミックな変化を感じたのですが、この1週間、日ごとに体が動かしやすくなっており、バレエのレッスンでは体の他の部分が大きく動くことで肩の痛みに気を取られにくくなっています。椅子に座る際、骨盤が楽に立ち上半身が安定しています。2カ月ほど前からあった右ハムストリングの痛みは全くなくなりました。

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セッション3

体の側面にアプローチし、前後のバランスを取るとのこと。始めに四肢の可動域をチェックしていきますが、右肩の可動域がかなり広がっています。首の動きのチェックでも、今までになかった滑らかな動きを感じられました。

横向きに寝て、腰・臀部の筋肉へのアプローチでは、普段はお尻は一つの塊としてしか感じられていませんが、解剖学のイラストでみるような筋肉の形をじわじわと感じるように力が伝わってきます。

肩甲骨周りは動きも取り入れながらアプローチ。右肩は特に丁寧に触れていただき、絡まった糸がほどけていくような感覚がありました。

終わって立ってみた感覚は、踵を基点として下方向へのベクトルと上方向へのベクトルの力が、両方同じくらいにあるように感じられました。しっかり地面を押せることで上方向への力がこれまでになく感じられ、体が伸びやかに立つことが出来ました。

1週間経過後の変化は、左脚に重心をかける癖にすぐ気がつくようになりました。左大転子が出っ張るような立ち方をよくしていたのですが、その姿勢を不自然に感じるようになり、両脚で立つことが楽になりました。

バレエのレッスンでは片脚で立つ動作の際に軸足の上に上半身がまっすぐに乗る感覚があり、踵から上方向への流れを感じます。

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セッション4

内転筋へのアプローチ。5日ほど前から右股関節に違和感があり、前日にバレエのレッスンを受けてから悪化してしまい、歩くのにも支障が出るように。合わせて左膝の違和感と右肩の痛みもぶり返しており、体全体がぎくしゃくした状態でのセッションになりました。

ソースポイントセラピーでは、これまでの3回ではエネルギーの流れに反応して詰まっているところが気になったのですが、今回は関節のあちこちに違和感があるにも関わらずエネルギーの流れはスムースに感じられました。右膝の少し上に脚を包むように手を置かれてしばらくそのままの状態を保たれていたのですが、右脚の中で微細な動きが生じて、流れが整っていく感覚がありました。力を加えなくても体が反応するのが面白いと感じました。

脚の内側のラインに沿って下から筋肉に圧を加えていきます。我慢できる範囲ですが、かなり強い圧がかかります。前回10シリーズを受けた際も、この部分は痛みを伴いました。圧をかけられた状態で少し前に動かしたり脚を持ち上げたりという動作も行いました。勢いをつけずにじっくり小さな動きをすることは難しいですが、意識を向けることで普段感じることのない筋肉の動きが感じとれます。

骨盤底筋へのアプローチでは反応があまり感じられず、スムースだからなのか、反対にブロックしすぎているのかがよくわかりませんでした。終わって立ってみると、下半身が軽く上半身は前後左右が均等に感じられました。左膝の違和感や右股関節の痛みも軽減され、歩く際のぎこちなさがなくなりました。

1週間経過後の変化は、右股関節は脚を上げて確認してみると少し痛みがある程度、左膝は時々違和感を感じる程度になりました。どのような動作の際に違和感を感じるのか注意してみているのですが、特定の動きは見つかりません。全身の柔軟性がまた少し高まりました。これは外から見ても全くわからない程度だと思うのですが、自分の中で感じられる伸びている!という感覚がとても心地良いです。

以前は一枚板のように感じていた背中が、セッションを重ねるごとに背骨と右半身左半身の感覚を少しづつ分けて感じられるようになり、バレエのレッスン時に回転系の動きで、一枚板がぐるんと回るのではなく背骨だけの細い軸で回れる感覚が出てきました。

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セッション5

腸腰筋と胸郭へのアプローチ。セッション1で胸郭の動きが大きく滑らかになりましたが、今回は骨盤との関係性にある胸郭とのこと。前面背面の肋骨周りのアプローチでは、とても穏やかな圧にもかかわらず、

左が終わった時点で、まるで柔らかなお餅のように左上半身が脱力してベッドに沈むような感覚でした。

大腰筋はしっかり触れられている感じがあり、芯に響くような感覚です。いた気持ちいいという表現がありますが、いた気持ちわるい・・・というような。けれどそれは外からの力によるものではなく、自分が見ていなかった内側を露わにされるような居心地の悪さのようなものです。

脚の曲げ伸ばしの動きでは、腸腰筋を意識すると、部分ではなく体全体を通っていく流れが感じられ、体幹を使って動かす感覚がつかめました。

終わって立ってみると、今までの感覚と違いがありすぎるからか下半身と上半身が別々のように感じます。しばらく歩いてみると馴染んできました。お腹の中の空間がとても広がっていて軽いです。帰り道外を歩くと、体重が5キロくらい減ったかのように体全体が軽く感じました。

1週間経過後。歩く時に、お尻に近い内腿から脚がスッと出て内太ももが使えている感覚があります。セッション1で呼吸が深くなった時は、胸郭が前後左右に広がったり閉じたりしたのですが、今回は横隔膜が下に下がる感覚がしっかりと感じられ、呼吸が一段と深くなりました。

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セッション6

仙骨へのアプローチ。右股関節の違和感がまだあるので、セッションは部分的な改善を目的とはしないことを承知しつつも、仙骨が整うことで変化があるといいなと少し期待をしてしまいます。

アキレス腱のあたりのアプローチでは、仙骨にダイレクトに響いてきました。太腿の裏側や側面の筋肉へのアプローチは、強い圧でかなり痛い。「息して下さいね~」という伊藤さんの声かけにハッとして、呼吸を意識して痛みをやり過ごしました。

骨盤の筋肉にもじっくりと圧がかかります。お尻が四角いのが悩みです…と言うと、骨盤の真ん中辺りが使えていないとのこと。腸腰筋が整って内太腿をかなり意識できるようになったので、仙骨と背骨が整うことで、中心寄りの筋肉もバランスよく使えるようになるといいのですが。

終わって立ってみると、上半身がとても軽くなっていました。脚はしっかりしているけれど重さは感じず、全身がとても楽に立てる感じです。歩いてみると、右股関節にあった違和感もなくなっていました。

1週間経ってみての変化は、肩の可動域がまた少し広がりました。右股関節の違和感がまた少し出てくるとともに、セッション翌日から右仙腸関節に痛みが出ていて、体の中心を意識して歩くと痛みが少し和らぎます。骨盤を固めて歩いている癖がよくわかります。

バレエのレッスンでは、片足でのバランスがとてもとりやすくなっています。ブレが少なく、スッと1本の垂直ラインに体が収まる感じです。

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セッション7

口や鼻からのアプローチは独特なので、セッション7は以前から楽しみでした。歩行チェックでは、首と頭が歩くことにどのように反応しているかを感じてみて下さいと言われました。首も頭も固まっていて、お盆の上に重たい頭を載せて動いているように感じます。

前半は胸郭や肩を緩めていただきました。ふわっと優しいタッチでじっと手を置かれるのですが、緊張がじわじわと解けて、ある瞬間に呼吸がふーっと深く出来るようになりました。

口の中へのアプローチは、歯茎の下の方を指でなぞっていきます。皮膚が伸びて気持ちが良いです。親知らずの辺りに圧がかかった時は少し痛みがありました。鼻はとてもゆっくりと入っていくのですが、止まってからかかる圧がとても痛かったです。

毎回のセッションで思うのですが、伊藤さんは良い意味でセッション中は存在感が薄く、行われる手技やエネルギーワークは外からの積極的な働きかけというよりも寄り添って内部からの変化を促してくださっているように感じます。そのためセッション中は本当に自分の体としっかり向き合えることができます。

終わって立ってみると、上半身下半身ともにとても軽く全く力を使わずに立っている感覚です。首の動きもつっぱる感じが減って滑らかで、歩く際に感じる頭もとても軽くなりました。外に出て歩いてみると体全体がとても軽く、高性能のスポーツカーに乗り換えたかのようでした。

1週間経過しての変化は、体全体のいろいろなパーツがよりスムースに動き、バレエのレッスンでも動きがとても滑らかでエネルギー全体が大きくなったように感じられます。

レッスンでは日常生活ではしないような様々な動作をするので、体の変化や状態がより感じとりやすいです。セッション翌日から左側の首と頭の境目辺りにつっぱる痛みがあり、それは続いています。また左腰に時々出る違和感があります。

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セッション8

いよいよ統合のセッションに入ります。主訴としていた右肩の五十肩は可動域が広がり、他の部位も柔軟性が出て動かしやすくなっています。首のつっぱり感や左腰・右股関節の違和感はまだ少し残っています。

ロルフィングを受けると、それまであった痛みが消えたり別の所に痛みが出てきたりしますが、自分にとって最適なバランスをとるために体が調整してくれているように感じます。ルービックキューブのような立体パズルで全ての面を揃えるために揃っていたある面を一旦崩して調整するような感じなのでは?と伊藤さんに質問してみたところ、伊藤さんの見解ではこれまで体を固めて動かしてきたが、徐々に緩んで解放されてきたことでそれまで気づきにくかった痛みが現れているのでは、とのことでした。

右肩と鎖骨を緩めていただいている時に、首筋がフワッと緩むと同時に右耳が緩みました。緩んでみて初めて緊張していたことがわかります。かかとを少し持ち上げて左右に軽く振る動作をセッション中に何度もされていました。股関節をみているのかな?と思いましたが、腰の筋肉の緊張をみていたとのこと。今回は穏やかな手技が多かったからか寝てしまうことが度々で、変化していく過程はよくわからなかったのですが、腰の張りがとても軽くなっていました。

終わって立ってみると、腰の緊張が取れたためかお腹もとても軽く、胴体がフワッとして楽に立つことができます。歩くと脚の運びが胸の下から動いていることがわかりました。

1週間経っての変化は、腰回りや背骨が柔らかく動くようになり、腸骨の上の筋肉が柔らかくなりました。仙骨を意識して歩けるようになり、脚が主体で歩くというよりも体が脚を使って歩いているように感じます。自転車を漕ぐ時も、体幹からの力で漕いでいるように感じます。首は左右差があり、右は今まで感じたことがないくらいに滑らかで柔らかく動くようになったのですが、左は重たさが残っています。

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セッション9

前回のセッション後、骨盤周りが本当に軽くなり歩くときに脚を出す動作や後ろに振り向く動作などが滑らかになっています。セッション直後に大きな変化を感じることもあればセッション後に徐々に体が馴染んで変化が出ることもあり、毎回どのように変わっていくのかが楽しみです。

今回のセッションでは、右脚のアキレス腱の辺りとすねにじっと手を置いてもらっている際、脚をたどって骨盤がぐーっと動く感覚がありました。自分の意思とは関係なく体の内側から動くと、体が正しい位置に戻ろうとしてくれているように思えます。

胸骨に触れられると痛い所が何カ所かありましたが、肺に関する筋肉と関係しているとのこと。自分だと痛い所や凝っている所はその箇所をついグイグイと押したりしてしまいがちですが、背中側からのアプローチで痛みが軽減した事に驚きました。

首の動きは毎回確認と調整をしていただけますが、今回はベッドから頭を乗り出して、首をより自由にした形でアプローチされました。左に少しつっぱり感がありますが、ロルフィングを始める前と比べたら首の動きは格段に良くなっています。肩周りに関するエクササイズ2種類と、股関節に通じている顎関節のエクササイズを教えていただきました。

終わって立ってみると、前後左右上下ともバランスが良く、とても少ない力で立てています。歩いてみると、上半身の力が抜けて腕の振りも大きくなっていました。

1週間経っての変化は、上半身の軽さが続いています。いつもは肩が上がっていることに気づくことが多いのですが、肩が下がって胸も自然に弛んでいるように感じます。

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セッション10

10シリーズ最後のセッションは、前半はエネルギーワークが中心でした。伊藤さんの手が体の近辺を動いていることはわかるのですが実際に触れるのではなく、ただものすごい量のエネルギーが体の中で動いていることが感じられます。何が行われて体の中では何が起こっているのだろう?とエネルギーワークの時はいつも不思議な感覚です。

後半体に触れてのアプローチでは、両方の肩甲骨の下に手を置かれている際に腕全体がエネルギーで充満する感覚になりました。肩甲骨からが腕です、とバレエのレッスンでもよく注意されますが肩甲骨と腕の一体感がすごく感じられました。肩に手を置かれている際は、耳から顎を通って首までのラインが緩みました。

頸椎の下の方を支えられて少し頭が持ち上がった際は、胸骨がほろほろと緩んで解放されていく感覚がありました。これまでのセッションでも胸郭の緊張が取れてふわっとすることが度々ありましたが、また一段と呼吸が楽になりました。

終わって立ってみると、上半身と下半身のバランスが良く、とても立ちやすいです。歩いてみると動きはとても滑らかですが、前半のエネルギーワークの余韻がすごく残っており、細胞一つ一つがまだサワサワと振動しているような感覚もありました。

1週間経っての変化は、肩の力が自然と抜けていることがより多くなっています。背中側のエネルギーの厚みが感じられ、体の奥行が広がっています。

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この記事を書いた人

日本語と英語を操るバイリンガルロルファー。東京出身ではありますが、神戸の風土と文化、そして人の雰囲気に親しみを感じ、2016年に移住してきました。六甲山を始めとした山々と海の自然に囲まれ、お洒落なお店が立ち並ぶ神戸三宮での日常を楽しんでいます。

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