日々アクティブに活動されている主婦の方の10シリーズ体験談

この方は、神奈川県にお住まいの主婦の方で、子育てに尽力されながら身体のことにとても興味をお持ちで、これまで様々なトレーニングセミナーに参加されたり、パーソナルトレーニングを受けてこられています。その中で私のオンラインセミナーにご参加いただき、東京出張での10シリーズへと繋がっていくことになりました。

毎回受けるたびに大きなリアクションと変化、そして深い好奇心によって引き出される身体の反応はとても新鮮で、私としても非常に心地よい時間を過ごさせてもらっていました。身体本来の位置関係が取り戻されていく、そもそも備わっている身体の感覚や繊細な知覚がどんどん開かれていくことも感じていました。

 

10シリーズを終えて

10シリーズのセッションは、私にとって、まさに、自身の身体の中の宇宙旅行という感じでした。10シリーズが始まったばかりの当初の私は、ただ立つということでさえも、どうしたらまっすぐ立てるのだろうかを探している感じでした。どこが私のまっすぐだ?と探しまくって、ここ!と決めて立つような。10シリーズを終えた時の私はと言えば、ただストンと立っていました。左右のどちらかにひっばられることもなく、どこか違和感を感じることもなく、骨盤の傾きなどを調整したりとか、膝の向きがまっすぐなってるか?とか、そういう類のことを全く考えることもなく、とても自然に立っていました。

本来の私そのままに立っていたということだったのだと思います。

彰典さんの(立ってみて)どんな感じがする?体重の乗り方とか、どう?と聞かれて、どうなんだろう。。。と感じてみること毎回。こうやって自分の身体を内観するということをしっかりしてこなかったなと痛感しました。ものすごい難しい質問をされているのでなくて、とてもシンプルな問いかけだったけれど、ものすごく集中して、感覚研ぎ澄まして、「右に引っ張られている感じがする」「左の骨盤が後ろにいった感じで立っている感がある」など、答えていました。

痛みを申告している場合などは、この角度ではどう?ここでは?と隈なく状態を観ていかれるので、回を追うごとに、首が痛いけど、回旋のときは問題ない。でも、右への屈曲のここでは痛いと自分から言えるようになっていました。ざっくりとではなく、しっかりと自分の身体を感じようという
癖がついていました。

始めのほうの回のセッションでは、可動域が出ていなさすぎる(泣)箇所もあり、そういうときは、家でもやってみてくださいね、と渡してくださったエクササイズもありました。ことあるごとにそのエクササイズをして、その次の回に臨んだとき、私の動きを確認した彰典さんが、「前回のエクササイズ、やってました?」と聞かれて。

「宿題として出したわけでもないので、こういうことはあまり聞かないのだけれど、身体にエクササイズをやっていたという痕跡がしっかりあるのが見えたので、思わず口からついて出ました」と言われたことがあって。私の身体と本当に真摯に向き合ってくださっていることが伝わってきた印象的な場面の一つです。

10シリーズのセッション中、身体が過緊張のような状態になってしまい、横になっているのも辛く、痛みに歯を食いしばりながらでないと起き上がれないという状況になってしまったことがあり、10シリーズとは別に何度か遠隔セッションをお願いしたこともありました。今までは、カイロプラクティックに通い治してもらっていたところでしたが、10シリーズのセッションを受けて自分の身体が変わっていくのを感じていたので、彰典さんにお願いしました。

その結果。翌日には歯を食いしばらずとも起き上がることができ、日を追うごとに身体が楽になっていくのを体験しました。もともと自分の身体の中にあった治癒力にスイッチが入って、エネルギーの流れが回り出した感覚でした。

この体験もあわせて、10シリーズで感じたことの一番は、もう、私の身体の中には全てがあるのだということ。でも、まだ使えていなかったり、作動していない感覚だったり、スイッチが入っていなくて廻りだしていないエネルギーの流れがあって、それが動きだすと、本来の身体に直っていくということ。本来のその感じをニュートラルというのかなと思っています。身体のどこかに不具合があったり、痛みがあったりすると、その状態に届かないので、その間はなかなか感じることが難しいけれど、一旦わかったら、その状態に向かえばいいので、なんとも快適な方向へと転がりだす。また、これは、なんかおかしい、ちょっと違うという違和感にも気づきます。これも彰典さんが示してくださった、大事な学びであり、肚落ちしたことの一つです。

肩甲骨のあたりに慢性的に感じていた痛み、腸腰筋あたりを最初に観てもらったときには感じた鋭い痛みは、10シリーズ終える頃には、なくなっていました。現在の身体の状態が自然に感じていたので、痛みを感じていたことさえ忘れていたほどです。そういえば…と。

10回のセッション。月に1度のペースで受けていましたが、あっという間でした。毎回、とても楽しみでした。回を追うごとに感じることが深くなり、特別だと思っていたことが、自然になりました。不具合が出た時に、強い圧でほぐすなどの外からのアプローチをまず求めるのではなく、自分の身体は何を感じているのか。どうすればスーーーッといく感じなのかを内観するようになった現在の私があるのは、間違いなく、彰典さんとの時間があったからです。なんだか、速攻&即効的な解決や反応を求めていた感があり、落ち着かなくてせっかち感が全面に出ていたのですが、それも少し落ち着いてきたようです。

目に見えないことを毎回体感していましたが、私の身体や心持ちに変化が表れて、結果、目に見えることとして表れているのも面白いと感じました。

10シリーズ、振り返ると、ひとつひとつ思い出されて、感謝がこみ上げます。10シリーズのみならず、遠隔セッションでは、その時に感じたことをもとに必ずアドバイスとフォローしてくださり、身体が辛すぎて、お忙しいときにご連絡しても、すぐに対処したほうがよいので、と最速での日程調整をしてくださる。とても大きくあたたかなエネルギーを向けてくださる方です。でも、それが、熱すぎて…という感じでなく、絶妙な距離感。分け隔てない人なんだろうなとわかります。ニュートラルな方だと。

私もそうありたいと思いながらお話しできるし、隠し事もなく、逆にアピールすることもない。言うなれば、「凪ぐ」という状態で、全幅の信頼感のもと、セッションを受けています。

彰典さんのセッションだったから、ここまで体を通してたくさんのことを感じ、変わってきたのだと思います。

自然て素晴らしい。ただそうあるだけで、素晴らしい。これからもサポートをお願いしながら、私の自然な状態。素晴らしい方へいくことを続けていきたいと思っています。

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この記事を書いた人

日本語と英語を操るバイリンガルロルファー。東京出身ではありますが、神戸の風土と文化、そして人の雰囲気に親しみを感じ、2016年に移住してきました。六甲山を始めとした山々と海の自然に囲まれ、お洒落なお店が立ち並ぶ神戸三宮での日常を楽しんでいます。

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