【姿勢改善例5】奈良県 30代女性 ピラティストレーナー・薬剤師 S・Nさま ロルフィング10シリーズレポート

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セッション1

【当日】

なかなか自分の身体と対話したり、感覚を探すことに集中する時間がない中で、身体の頭もものすごく軽くなっていくのを感じる時間でした。まず、IMACでの可動域評価では、股関節に至っては左右差もあまり感じられないほど制限ありすぎな感覚がありました。

ソースポイントからは、なんとも不思議な感覚になりました。身体のどの部位も緊張することなくベッドに重たく沈んでいく感じで、右半身に至っては、温かい温泉に使っているような感覚でした。途中、実際には触れられていないはずなのに、側頭部あたりから頭頂部にかけて手の平で包まれているような感覚で、頭を触れて確かめたい衝動にかられました。徒手も心地よい圧で、じわーっと身体が暖かく緩んでいく感じでした。セッション前はなんだか吸うことに意識が向きすぎている感じがありましたが、終わった後は自然に空気が入ってくる感じでした。

セッション後すぐに立った瞬間は、前から重力?みたいな力で押されている感覚になりましたが、歩行を繰り返す中で、1本の軸に手脚という振り子がついていて、その振り子が自然に動くことで前進している感じでした。産まれてから今までの中で、一番身体が緩んだ気がしました。

【翌日】

いつも右の胸郭が右にシフトしており、右の腰部に違和感を感じることが多いのですが、前日感じた軸上に、内臓も骨格もおさまっているような感じで、呼吸もいつもより深く感じました。また、ピラティスのワークでの背骨の伸展もいつもより気持ちよく行うことができました。1日の中で何度か軸を探す中で、普段他人軸で過ごすことが多いですが、より自分と向き合う時間が増えました。

【数日後】

身体のあらゆる部分が普段より質感が柔らかくなっている感じがしました。セッション直後に感じた身体の軸と手脚の振り子の感覚を思い出すだけで、身体がいつもより軽く、疲れにくいと思いました。2回目のセッションも楽しみです。

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セッション2

【当日】

前回のセッションが終わった後から、手足が振り子みたいに動く感覚がずっと残っていて、日常の中で気がついた時にその場所を探すようになっていました。セッションの始めに立位でニーベンドを繰り返している時、右足に乗っかかっている感じ、足部から脊柱までのどこかで力の伝達が途切れている感じがありました。

セッションが開始し、最初可動域評価の際、前回のセッション時は股関節がどの可動域でも鉛みたいに重く、左右両方かなり詰まっているような感覚でしたが、今回はここは気持ちよく関節が動いている。この可動域はいきにくいな。など最初から自分でも実感することができました。なかなか普段身を委ねる。ということが深層心理の中でできていないのですが、身を委ねちゃうことも大事だな。という感覚になりました。

ソースポイントは、前回と同様身体がどんどん深く沈んでいく感覚があり、伊藤さんから暖かい感覚が伝わってきて、その暖かさを心地よく見つめていました。右の足部あたりからなんかビビビという感覚や、頭あたりでは、前回同様、頭全体を手で包まれている感じになりました。実際は触れられていないのに、ヘッドマッサージを側頭部あたりまでされているような何とも不思議な感覚でした。

その後からは急に眠気が襲ってきて、心地よい暖かさを感じながら、半分意識が途絶え途絶えになっています。足関節を動かしていただいた前後では関節が滑らかに滑っている感覚があり、伊藤さんが足部から軽く複数回押していただいた時、足部から頭の先まで振動がばねみたいに伝わる心地よさがあり、力を全身で吸収している感覚でした。仙骨と横隔膜あたりを触れていただいている時、伊藤さんの手の暖かさを感じながら、呼吸が深いところに誘導されていき、不思議なくらい呼吸が深いところで背骨が波のように動いているのを感じました。

セッション後、まず立った瞬間、地に足ついてる!という感覚と同時に、伊藤さんがかなり大きく見えたというか、自分がかなり小さくなった感じがしました。重心が普段よりかなり下に下がっているような感じもしました。その後、背骨を丸めてのワークの後、重心の感覚的はいつもと近いところに戻りましたが、とても面白い感覚でした。セッション後のニーベンドでは、足部、膝、股関節から背骨へ気持ちよく圧が分散されて、滑らかに動くと同時に、右の股関節の動きも気持ちよく感じることができました。帰路では、靴を履いた時、あれ?私のNEW足部にいつもの癖が詰まった靴が合わなくなってる!と感じました。

【翌日】

仕事で8時間以上立ちっぱなしでしたが、足が疲れませんでした。いつも特に右足の舟状骨が落ち込んでしまうのですが、本来あるべき心地よい場所に舟状骨が自然とおさまってくれていました。自然と何度かニーベンドをしていつもと違う感覚を何度も味わっていました。

【次回セッションまでの間】

元々、時々左の足底腱炎が起きることがあり、通常は大体数日継続するのですが、セッション3日後くらいに少しだけ左の足底筋に違和感を感じたものの続くことはなくすぐに改善しました。皮膚の質感も柔らかくなってきたような感じもします。右足の踵骨の地面との接地面が今までと異なっていて、新しい感覚が楽しいです。1番面白いのは、自分の思考について第三者的に見つめる時間が増えたように思います。

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セッション3

【当日】

セッション2回目の後からなぜか時間に追われている。自分の時間・スケジュールのコントロールに感情を使うことが多く、ちょっと交感神経優勢。みたいな感じでした。

最初IMACで、自分の感覚では、股関節周り今日なんとなく可動域制限多そう。肩も多少ありそう。という感じでした。

ソースポイントが始まると、いつも通り身体が重たく沈んでいく感じと、暖かく、時にビビビという不思議な感覚を見つめていました。いつも感じる頭のあたりで両手で手を広げて触られているような感覚は今回が一番マイルドでした。途中、左の鎖骨下あたりの胸部にそっと手を当てられている時、どんどん呼吸がしやすくなり、胸を撫で下ろす感覚とともに、左の鼻から新鮮な空気が通り抜ける感じがあり、とても気持ち良かったです。

3回目は側面でのアプローチがメインで、肋骨あたりを触れていただいている時、伊藤さんの手に導かれるように肋間がどんどん開いていく感じがあり、肋間の広がりに合わせ吸ったり吐いたりどんどん呼吸が深くなっていきました。普段、「あばらとあばらの間を広げて」という声がけを自分自身が仕事で使うことがありますが、今までのイメージする肋間を広げるイメージがかなり表面的なものだったな。と思いながら心地よさに身を委ねていました。途中行った上肢のワークの際、背中の真ん中あたりが暖かくなっていく感じがあり、これが心地よい動き方なんだな。と身体の反応を見つめていました。大腿外側あたりは少し痛気持ち良い感じのところがありましたが、伊藤さんの手の暖かさを感じながら心地よいな。と言った感じでした。

セッション後に立った瞬間は、前回までのびっくり体験はなかったですが、脚の内側が感じやすく、真ん中で立っている!となりました。セッション前に身体の前面と後面を分けていきますと聞いていたので、その感覚を探しましたが、これかな?という感覚が見つけられませんでしたが、呼吸は深く背中の方まで広がる感じがありました。

【セッション翌日】

全身の皮膚や筋肉の質感がどんどん柔らかくなっている感じで、いつも板が入っているんじゃないかと感じる腰仙部に動きがで始めてくれました。ピラティスでいつもやりにくい動きがやりやすくてびっくりしました。

【数日後】

今回、身体の変化というものより、マインドの変化が1番大きかったです。相手にどう思われるか。相手はどう思っているだろうか。ということを常に考えがち。いわゆる他人軸で生きてきていたのですが、その面が大きく変わりました。ストレスとなっていた仕事のスケジュールの組み方を見直し、1週間の中で自分の自由にコントロールできる時間を少しですが増やすことができました。セッション1回目からコーヒー量の増減実験をしているのですが、1日3回は飲まないものの、1日1~2回コーヒーというか、甘いものを欲している状況です。

次回からは深層。楽しみです。

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セッション4

【当日】

今回からは深層ということでどう変わっていくかとても楽しみでした。前日に人生初の登山という日常生活ではかからない負荷がかかっているのもあって、アウターでパンパンになっていないかな?という心配も多少ありました。

最初の可動域評価では、左の脚のと右肩に可動域制限を感じました。

ソースポイントが始まると、いつもどおり暖かく不思議な感覚になり、時に暖かく、時にビリビリとする感覚で今日の自分を内観する時間でした。頭のあたりもいつも通り、頭部全体を掌で包まれているような感覚でしたが、今までで一番マイルドでした。今回面白かったのは、目を開けようと思っても、まぶたが下に重たく重たく引っ張られていくのがとても不思議でした。伊藤さんに「寝なさいってことじゃないですか?」と言われ、そうなのか。となんだにか腑に落ちていました。

その後、側臥位になり、足関節、膝、などの動きを組み合わせながら内のラインへのアプローチをして頂く中で、なんとなく“脚”を構成する足関節、膝関節、股関節が心地よく動けるところに連れて行ってもらっている感覚でした。途中、気持ち良すぎてうとうととして、記憶が曖昧です。頭頸部の調整をしてもらっている時、とても心地よい感じがして、表現するのは難しのですが、何かキノコの国の小人になって駆け回っている不思議なイメージが浮かんでいました。骨盤の前後傾をするワークがあったのですが、お腹の奥、骨盤底が動いているのをかなり明確に感じました。普段ピラティスでもよく同じような動きをするのですが、ここまで繊細に感じたのは初めてでびっくりしました。

セッション後、立つ瞬間がいつもとても楽しみなのですが、今回は”内側!!!!!!”という感覚になりました。

【次回セッション後までの間】

ロルフィングを受けるまでは、上半身と下半身がバラバラに動いているような感覚が気になっていたのですが、最近少しずつ上半身と下半身が繋がり始めてきたかな?と歩行時に感じます。この4回目のセッション後は特に坐骨周りに感覚がかなり変わった感じがあります。生活する中で、坐骨の周りがとても柔らかく、坐骨への意識が高くなりました。胸椎下部あたりが背骨を屈曲した時に引っ張られる感覚が少し残っていますが、逆に、そこしか気にならない日々でした。

あと、去年の秋に左の内腿に結構強い打撲をした後からなんとなく骨盤底の感覚が迷子になることがあったのですが、ピラティスのワーク中、改善されていることにふと気づきました。ストレスーフリーに生活できていて、とても楽に生きることができている。そんな4回目後の日常でした。

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セッション5

【当日】

5回目のセッションは大腰筋へのアプローチでした。私にとっては「内臓」を強く意識する時間となりました。

最初のIMACとソースポイントはいつもと同じように始まりました。ソースポイントの途中、身体に集中できていなかったのか、それともまた違う理由なのかはわかりませんが、過去のいろいろな経験を思い出していました。いつも、暖かい。いう感覚がゆっくりと上がっていくのがとても気持ち良いです。頭部あたりを包まれている感覚は回数を重ねるごとにマイルドになっており、それも不思議だなと思いました。

その後からは、内臓と深層部の筋肉との対話がはじまりました。腸骨筋、大腰筋、腹横筋、骨盤底筋など中には感じたことある筋収縮もありますが、今までで一番クリアに、そして初めて感じる感覚もありました。「ちょっと痛いかも」と言われながら感じた腸骨筋や大腰筋の感覚は忘れたくないな。と思いました。普段、日常生活やワークアウトをするときに左の深層部の弱さや股関節周囲の不安定さを感じることが多いのですが、腸骨筋のワークも大腰筋のワークも、左の感覚がかなり鈍く、右と比べると、ノイズがかかったような感覚でした。

腹部を触れていただいているとき、内臓がかなり動いて、心地よくいれる本来の場所に戻っているのを感じ、途中、滞っていたところの制限が取れるたびにお腹が鳴っていました。細かくは覚えていないのですが、「腹部のあたりから脚を遠ざける」みたいなキューイングが個人的に心地よい感覚として残っています。

左の腎臓あたりと大腿外側を触れて頂いた後に左股関節の制限がかなり取れていて、この5回のセッションの中で一番制限が取れたのを実感しました。伊藤さんに左の腎の制限が強かったと教えていただき、なるほどな。と腑に落ちるエピソードもありつつ、根本原因は何かな。と探究心がわきました。

頭頸部あたりのアプローチもしてもらって、セッション後に立った瞬間、脚がすごく長くなった感じがあり、頸部から肩甲帯がかなり軽くなってました。最後に座位で行ったワークも大腰筋の収縮が分かりやすく、セルフでも練習できたらいいのにな。と思いました。

【次回セッション後までの間】

肩周りがとても軽くなっているのを感じました。大腰筋にスイッチが入り、腎臓にあった制限が軽減したためか、腰背部にあった突っ張り感を感じない日が増えました。ピラティスのワークでも、確実に前よりも脚を動かすのが軽くなりました。

ロルフィングを受け始める前は、第一に骨盤や胸郭への意識が向くことが多かったですが、5回目のセッション後から、より上の頭や頸部に意識が少しずつシフトしているのを感じました。前から、日常の癖と下を見ながらする仕事が多いのもあり、頭部がすぐに前に行ってしまうことが多く、気づいては背骨の延長線上に。と思っていましたが、自分の思っていた頸部・頭部のボディマップが特に頸椎あたりがかなりずれているな。と感じています。

以前は、足部から胸郭にかけて、NEWバージョンの身体の感覚の変化を感じることが多かったですが、だんだん身体が心地よい場所を足部から探すことができるようになってきていて、前まで第一に気にすることがなかった頸部の情報を受け入れることができるようになってきたのかなと思います。寒くなり、気がついたら肩周りが固まりやすくなっているので、次回以降、より上半身の心地よい身体の場所を見つけれるのが楽しみです。

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セッション6

【当日】

6回目の前は、やたらと自分の頸部の位置に関する気付きが多い日が続きました。自身での気づきと他人からの気づきが両方あり、いつも右を見る方が見やすい。視力差はないですが、右の視野の方が広い感じがしていました。

セッションが始まり、最初横になった瞬間から、今日身体硬めかな?と思いましたが、ソースポイントが始まるとすぐに内臓がすごい動いているのをいつも以上に感じました。緊張が抜けるのが前より早くなって副交感神経優勢になったのかな?となんとなく考えていました。頭部あたりはいつも通り何か覆われているような感覚があり、いつも忙しい頭の中の意識を抑えてもらっているような感じでした。

今回は初めての腹臥位でのセッションでした。腹臥位になるといつも頭の行き場に困り、最初悩みましたが、その後なんとなく落ち着く居場所を見つけてからはリラックスし、途中記憶が曖昧かもしれません。大腿の裏あたりはかなり深いところにアクセスしているような感覚でした。一番印象に残っているのは、仙骨から頭部に向かって波のようにゆらゆらと揺らしていただいている感覚です。背骨が波のようで、身体の中の組織や周りの内臓もゆらゆらとゆらぎの中でとても穏やかな気持ちになりました。その後、いつも以上に呼吸が仙骨から広がる感覚で、まさに「breathing wave」だなと思いました。

その後、仰臥位になり頸部の調整をしていただきましたが、温かいお湯の中にいるような感覚でとても心地良かったです。途中、「頭打ったことありますか?」との質問で、そういえば何度か打ったことあるな。と思いながら、過去のいろいろな経験や刺激から全身のつながりを見ていくロルフィングってすごいなぁ。と思いました。

最後、可動域チェックでいつもなかなか取れにくい股関節の可動域制限も取れているのを実感しました。立位になった時、呼吸が入りやすくなり、身体の中に太い軸を感じて「立っている!」という感覚でした。左にもだいぶ向きやすくなり、視野も左右同じ広さになっていました。

【次回セッション後までの間】

昔から、静かな時間というのが苦手でした。他人と相手の反応や空気を読んで話をしてしまうことも多かったです。セッションを通していくうちに、静かな時間の中で自分の身体の声を聞く機会が多くなり、少し静かな時間に慣れてきたような気がします。同時に、自分のピラティスでのセッションでも、相手に自分の身体の声を聞いてもらえるような時間を少しずつ取り入れるようになりました。

身体の変化においては、仕事が立て込んでいたのもあり、なかなか自分の身体の変化に目を向けることができなかったのですが、以前とは明らかに違うという気づきがありました。ロルフィングのセッションを始めるまでは上半身と下半身がバラバラに動いている感覚があったのですが、今は全身がつながっているような感覚で生活できていることに気づきました。また、内臓も下に落ち込んでいる感覚があったのですが、本来あるべき場所にいてくれているのか、圧迫のような感覚がなくなっていました。

毎回レイヤリングされながら整っていく身体の感覚がとても新鮮で次回も楽しみです。

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セッション7

【当日】

鼻と口の中のセッションもするということでちょっと緊張していました。身体の調子としては、左の首から肩にかけて詰まりがありました。

ソースポイントセラピーはいつもと同じように身体が沈んでいくような感覚から始まりました。頭部あたりの感覚は、回数を重ねるごとにマイルドになっていく感じがありました。毎回、ソースポイント中の自分の感覚は違うのですが、今回は特に他のことを考えることもなく、何か意識が違うところにいくこともなく、「その場にいて自分を見つめている」というような感じでした。

セッションは、左の体幹の深層部から大腿外側あたりの調整からしてもらいましたが、以前のセッションで感じたよりもよりクリアに感覚が上がる感じがありました。その後、頭頸部をとても繊細に優しく調整してもらい、いよいよその時(口腔内と鼻の中の調整)がきました。口腔内は、下顎の横あたりが少し痛いかな?という感じがありました。鼻の中は、短時間の間で物凄い色んな感情が湧いていました。(初めての体験による不安から身体が緊張し出しているのを感じ、でも、緊張したら身体が固まるから、リラックス。だけど、結構痛い!→また全身緊張してきた!→緊張したら逆に痛いはず。できるだけ受け入れよう。)鼻腔の奥が広がる感じとともに、目から涙を押し出されていました。終わった後は、鼻の奥まで空気がスーッと抜けるような感覚で呼吸がしやすくなっていました。鼻を調整した後、頭頸部をまた調整していただいている時、さらに頭全体が広くなっていく感じがして、とても不思議で心地よい感覚でした。

最後に立位になった時、足から頭まで空間が広がった感じがあり、頭も自然とストンと収まっていて、とても印象的でした。首を左右に回した感覚は、左の首のつまりがとれ、回しやすくなっているのを感じました。左の詰まりが取れると、なんとなく右のほうが気になる。という感覚もありました。

【セッション後】

セッションルームに携帯電話を忘れてしまう。という気の乱れから始まり、セッション後の3~4日は何かとハプニングが続きました。今まで見過ごしていたことも、何かのサインかもしれないと自身を見返すきっかけになりました。

ピラティスの感覚としては、「身体を預ける・委ねる」ということが前よりもわかりやすくなっていることに気づきました。身体が潜在意識で緊張していることにもふっと気づいて、緩めてあげる。ことが少しずつできるようになってきた感じです。もっとこうでなければならない。という自分の中での理想像みたいなものがあり、変な焦りみたいなものにも気付くことができました。もちろんそこに向かって努力することは必要ではありますが、等身大の自分を認めてあげることも大事だなと思いました。

7回目のセッション後は何かと身体の中に意識を向ける機会がなかなかなく、自身の身体を動かす時間も少なかったのですが、次回から統合セッション。さらにどのように身体が変化していくのか楽しみです。

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セッション8

【統合】

1~7回までのセッションの各部位にアプローチするという感じではなく、上半身か下半身どちらかをフォーカスして行う(今回は下半身)ということでした。セッションのイメージとしては、かけ違っているボタンを本来のあるところに戻すと、それに伴って身体の中でボタンを一つづつ移動させているような感じで、身体の中からポカポカしていました。一番、全身のつながりを感じるなんとも不思議な時間でした。セッション前にIMACで評価した時に感じていた制限がどんどん解けていくのが今までの中で一番実感しました。

セッションの途中で、背骨を丸める・そらすを座位で繰り返す動きの中で、どちらの方が得意ですか?という質問があったのですが、どちらも苦手というのが率直な感想でした。その中でも、腰仙部の屈曲方向への動かしにくさが一番あるような感じでした。

セッション後立ち上がってみると、思わず顔がにやけてしまうくらい心地よい立ち方でした。首回りと股関節周りが特にフワッと軽くなった感じがありました。セッション後のIMACでの評価でも、頭頸部が軽く、首回りが自由になった感じがありました。今までどうしても頭部が前方に移動しているのが気になっていたのですが、なんのストレスも力みもない状態で、頭が背骨の上にストンと乗っているのはこのような感覚なんだな。と噛み締めていました。

【セッション後】

気がつけば、今まであった身体の小さな不調がほとんどなくなっていることにびっくりしました。なんの不調も痛みもなく、身体が楽だなと感じる日がとても多かったです。自分がピラティスのセッションを受けている時に先生から股関節や膝の使い方がかなり変わってきていて、何かしたの?と言われ、ロルフィングのセッションの中での身体の変化を実感しました。

あとは、前まで深層心理で何かに焦りを感じバタバタと身体も頭もしていることが多く、また、他人との関わりの中で気を使いすぎることで疲れていることが多かったですが、少しずつクールダウンしているような感じがありました。年末年始を挟んだこともあり、ゆっくり過ごす。自分の時間もとってみる。良い意味で、オフモードで過ごすということができ、身体も心もゆるゆるになっている感じです。背骨の感覚がどのように変わっていくのか、次回も楽しみです。

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セッション9

【当日】

セッション前の立位、歩行の段階では特に胸郭から肩甲骨、上腕の位置がずれているなという感覚がありました。歩行でも手足の振り子の左右非対称が気になりました。

ソースポイントはTENシリーズを受け始めた時の方が色々な感覚が多く入ってきた気がします。特に回数を重ねるにつれ、頭部あたりが包まれるような感覚がどんどん柔らかくなってきて、今回はほとんど感じませんでした。

今回は上半身メインでした。前回の下半身の時はIMACでもつれた糸が解くように可動域がどんどん変わっていった感覚がありましたが、今回は比較的色々動いたように思います。途中から胸がすごく開く感覚で呼吸がスーッと柔らかく入ってくるような感覚でした。

比較的ずっと喋っていたのもあって、細かな自分の身体の反応にあまり気づいていないですが、終わったあと身体も頭も軽く、最初に感じていた胸郭のねじれも改善していました。頭から足まで体全体がいままでで一番心地よいところに乗っているなと感じました。

【セッション後】

自分の身体で気になるところがあっても、なんとなく自然に心地よいところを探していけるようになった気がします。9セッション後は、色々とバタバタしていて自分の身体に目を向けること、ピラティスなどで自分の身体を動かすことができませんでした。考えないといけないことも多かったのですが、自分の思考パターンが前よりも変わっていることに気づきました。以前は色々と考えすぎて悩むことも多かったのですが、最近は考えても、「どうにかなるか」という思考パターンに切り替えられるようになった気がします。どちらかというと、ポジティブに物事を変換して捉えることができやすくなった気がします。思考と身体は繋がってるなとロルフィングを受けだしてさらに感じているので、これからも自分の思考と身体の変化を楽しんでみたいと思います。

 

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セッション10

【10session】

いよいよ10シリーズ最終回の上半身と下半身の統合セッションでした。9セッション目から少し期間が空いてしまっていたのもあり、少し頭部の位置の違和感や右の肩甲帯に硬さを感じる状態からスタートしました。また、プライベートで色々思考がごちゃごちゃしているタイミングでした。

セッションはいつもと同じように始まっていきましたが、ソースポイントが今までの中で一番長めだったような気がします。部分的に温かい電気風呂に使っているかのような感じがありました。途中、何度か顔の前でエネルギーを循環させてからふわっと広げていくような感覚があり、10回目にして初めての感覚でした。何かがまとまって手放していくような感覚もありました。そして、今までの回でも時々うとっと来ることはあったのですが、10回目にして初めて寝落ちました。逆に、今までは自分が感じる反応を全て見つめていたいという思いからか、寝ないようにしないととしていたように思います。今までの人生でも、知識や経験など、得ることに必死で、手放すことが苦手だったなと改めて気づきました。セッション後たってみると、2~3回目に感じたほど大きな衝撃はありませんでしたが、頭頂から床に触れている足裏までストンとどこも無理なく立てているような心地よい感じでした。

これからどのように身体が変わっていくか楽しみです。

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この記事を書いた人

日本語と英語を操るバイリンガルロルファー。東京出身ではありますが、神戸の風土と文化、そして人の雰囲気に親しみを感じ、2016年に移住してきました。六甲山を始めとした山々と海の自然に囲まれ、お洒落なお店が立ち並ぶ神戸三宮での日常を楽しんでいます。

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