【姿勢改善例14】東京都 50代女性 会社員(IT系) H・Yさま ロルフィング10シリーズレポート

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セッション1

1. 施術中に感じたこと

診察台に仰向けになり、最初に腕や脚の可動域を確認。脚は問題ないが腕の動きに引っ掛かりがあるとのこと、特に右側。腸の機能と関連しているところらしい。自分では股関節が硬いのが悩みなので、脚は問題ないというのが意外だった。

あと、胸郭が動きづらいとのこと。サーフィン中のパドリングで胸をそらす姿勢が苦手なので、今後改善できたらいいなと思っている箇所。その後、ソースなんとか?というテクニックで、手を触れずに体の土台作り。手がかざしたところに暖かな熱を感じる。伊藤さんのハンドパワーではなく、私の体からの反応とのこと。何が起きているのか?とても不思議な感覚だった。

そして、ロルフィング開始。今回は呼吸がテーマとのことで、肺の周辺をじっくり。前から肋骨周り、後ろから肋骨周り、鎖骨の下あたりとかをじんわり優しく触れていく。全く痛みはなく、マッサージのような刺激があるわけでもないが、何かがとき解されるような感覚で、非常に心地いい。

次に腕。肩とか肘とかを伊藤さんに押さえられた状態で、肘を動かしたり、指先を開いたり、ワイパーのように動かしたり。普段使われてない筋肉が伸びたり縮んさだりする感覚。この時、わりと最近までテニス肘で右腕に痛みがあったことを急に思い出す。ここ一ヶ月で痛みが消えたので、すっかり忘れていたが、変な緊張が腕や指に残っていたのかもしれない。それがほぐされて、元の状態に戻ったような気がした。最初のチェックで右腕の引っ掛かりを指摘されたときは全く思い出さなかったけど、施術で刺激をうけたら、過去の痛みが意識に戻ってきた。

次に骨盤周り。仰向けで右腕を折ってお腹に手を当てた状態。右から伊藤さんが仙骨あたりに掌を差し込む。膝を立てて足の裏で支える感覚を持つよう指示される。足の裏と支えられた骨盤とのバランスが取れて、シーソーが吊りあったような感じがした。

次に腰の横あたり。枕を当てて横向きになり、横のあたりに腕でぐぐーとじっくり圧をかけられる。ふだんから自分でも固さが気になっていたところで、自分でもストレッチポールとかで押したりしている部分だが、自分でやるのと全く違う刺激がある。確実にここっていうところにピンポイントで効いて、なにかがとけた。

最後は背骨。体育座りになり、背骨を丸めて頭を下げた状態で、後ろから背骨に強めに圧をかける。首の下から胸椎、腰椎まで。背骨が整う感じで気持ちいい。

2. 直後に感じたこと

施術がおわり、施術台を降りて立ち上がるとビックリ。自分の体がキチンと足の裏に乗っかっている感覚。どこにも力みがなく、重力に逆らうことなく、立っていることが自然な感じ。いつもの感覚と全然違うので、きっといつもはどこかがなんかへんに頑張っているんだろう。この感覚を常にキープしたいと思った。あと、全身の骨と骨の間つまりが伸びて、背が伸びたような気がした。施術前と比べて、明らかに呼吸の吸い込む量が増えて、背中の方も膨らんだ感じ。2時間ほどがあっという間で驚いた。

3. しばらく経ってから感じた変化

約1週間後サーフィンに行って、ちょうど連休だったのもあり、3日ほど連続していつもより長く海に入った。いつもより胸のあたりが動きやすく、パドルの動作が楽になった。さっそくロルフィングの効果がでてるのかもと思いうれしくなった。

が、その直後、胸の真ん中あたりに筋肉痛のような痛みを感じる。可動域が広がった分、たくさん筋肉が動いて筋肉痛になったのかなと思いつつ、数日で痛みは消えた。

翌週またサーフィンに行ったら、一度よくなっていた胸のあたりの痛みがまた悪くなってしまった。サーフィン中はアドレナリンがでてるのか痛みは感じなかったけど、終わってから痛みがひどくなり、翌日病院へ。骨には異常はないので、多分筋膜か骨膜かに炎症が起きているんでしょうとの診断で、貼り薬を処方された。

ーーーーーー

で、今ここです。すこしづつ痛みは落ち着いているけど、まだ痛みがあります。じっとしてると大丈夫ですが、横になったりうつ伏せになったり動くときや咳、くしゃみの時すごく痛いです。

月曜日までにはだいぶ回復していると思いますが、もしかして施術中動くときに痛がるかもしれません。筋膜って炎症を起こして痛みの原因にもなるんだということを初めて知って、今、筋膜の存在をひしひし感じています。

これからロルフィング10を受け、体に様々な変化が起きる過程で、いろんな反応が起きるんだろうなと期待半分、不安半分。どうぞよろしくお願いいたします。

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セッション2

1. 施術中に感じたこと

はじめに腕と脚の可動域をチェックした時、初回で指摘された腕の動きの制限がなくなっていて、1ヶ月前とは違う体になっているのを実感した。左胸に手を当てての施術では、何かすごく微細な振動を感じた。緊張していた何かが暖かくほぐれていく。足首からスネにかけて下から上にほぐしていった時、左足のスネの外側に少し痛みがあった。すごく硬くなっていたのが少し緩んだ感じ。右足では痛みは感じなかった。かかとと母指球を交互に押し出し、それに合わせて膝を持ち上げるよう指示されたが、左足はやたら難しく感じて、うまく動かせなかった。右はけっこうすんなりできた。膝を抱えて腿裏に圧をかける施術で、右足の股関節が詰まっている感覚があるか聞かれた。うまく体重が乗らない感覚はあったが、詰まっているという感覚はなかった。でも、確かに言われてみると詰まっているという表現がぴったりかもと思った。

頭と肩はじんわり気持ちよかった。ベッドから起き上がった時、胸の痛みはすっかりなくなっていて感動した。

2. 直後に感じたこと

胸の痛みが嘘みたいに良くなった。週末のサーフィンが復活できそうで、ワクワク。立ち上がった時身体の芯がキュッ細く中心に寄った感じがした。右の股関節が詰まっていて体重を乗せられないぶん、左足に負荷がかかって疲れてるのかもと思った。左のふくらはぎの方が明らかに太いし、脚のサイズも1センチくらい左のほうが大きい。均等になったら楽なんだろうなあと思った。

右の股関節は、なんとなくお尻の奥の方がピキーンと緊張している感じがしたり、段差を上がる時にお尻にちゃんと体重が乗らないで不安定な感じがしたり、あぐらをかいたとき右足が開きにくかったり、なんか気持ち悪いので良くしたい。

3. しばらくたってから感じた変化

歩いているときに右足の足の裏の土踏まずのあたりが、たまに引き攣る感じがするときがあった。歩き方を変えるとすぐに治るので特に困ったことはなかったが、頻度的には施術後2週後くらいまでは週に2回くらい起きた。その後は起きなくなった。

気のせいかもしれないけど、足が真っ直ぐになってきた気がする。

胸の痛みはすっかりよくなって、サーフィンも快調。でも調子に乗ってたくさんやると、また胸のあたりがいたくなることがある。ただ痛みの場所が少し変わってきていて、前回は胸骨のところだったが、最近は肋骨の一番下の骨の際あたり、鳩尾のちょっと上のところ。

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セッション3

1. 施術中に感じたこと

いつも通り、仰向けに横になり、股関節や肩関節の可動域確認からスタート。それから、左から胸の肋骨のあたりとみぞおちのあたりに手のひらを結構長いこと当てる。温かい、呼吸がゆっくりになる。胸のあたりを背中からと前から手のひらを当てる。とても温かく体がほぐれていく。左を向いて枕を置いて横になり、肋骨の脇に圧をかける。

腕を持ち上げて頭の方に動かす、自分で動かしている間、肩のあたりとか肩甲骨のあたりとかに圧。右手のひらをベッドに置いて肘を直角にした状態でひじを縦に?動かす、その間胸のあたりに圧。腕はいろんな方向に動いて、その時周辺のいろんな筋肉が動いていることはわかるが、動きが複雑すぎて、はっきりとどこが動いてるのか自分では把握できない。動いているのは確かに自分の体だが、クネクネ動かされてるうちに終わってしまった感じ。人間の肩の関節はとても精巧にできているんだなあと思った。

痛みを感じたのは、肩こり筋のところと脇の下のちょっと下あたり。痛みと言っても、痛気持ちいいくらい。僧帽筋がいつも固くて、美容院とかで肩を揉まれた時びっくりされることがあるが、前屈みの姿勢が固まっているせいかもと思う。全身の歪みが取れてきたら、改善されるものなのか、少し期待。

次は、横を向いたまま、お尻の脇、腰骨の下のあたりに圧をかける。少しずつほぐれる感じで気持ちいい。股関節から太腿にかけての脇の腱をグググっと押される。これは、かなり痛かった。最近お気に入りのマッサージ器でモモ前やモモ裏は少し柔らかくなってきたけど、モモの横は硬いなあとちょうど思っていたところで、ここはお尻や足の筋肉が集まってきて硬くなりやすいそうだ。

その後脇腹、腰の筋肉。今日のメインイベントだそうで、腰骨の上あたりをピンポイントでグググと押される。ここが凝るとか硬くなるとか今まで全く意識したことは無かった。こんなところが全身に影響するなんて新しい発見だった。腰は全身の要なので当然といえば当然かもしれないが。

その後、右を向いて、左側と同じ施術を受ける。前回の足の時とは違って、今回はあまり左右差は感じなかった。右で痛いところは左でも同じく痛かった。

最後に頭に手を置いて、首の調整(?)。これはいつも気持ちいい。そして、最初にやったのと同じ、足と腕を動かすチェック。

2. 直後に感じたこと

ベッドから降りて立ち上がった時、肩の位置がうしろになって重心が少し後ろになり、まっすぐ下に降りている感じがした。猫背気味だったのが自然にまっすぐになった感じ。これがサイドが整った効果なのかと感動。

2週間ほど前から、階段を上り下りする時とか、スクワットをする時に、なんとなく右膝に違和感があることがあったが、膝を曲げ腰を落とした時、少し足指の方に乗る感覚にすると、違和感なくできるようになった。膝の違和感は運動不足のせいかもと思っていたが、体の使い方が変わってきたせいだと指摘される。確かに、立っている時今まで右足は足の外側に体重が乗っていたのが最近少し内側になってきたような、ちゃんと股関節に乗っているような感覚が出始めている。

3. しばらく経ってから感じた変化

あぐらをかいて座るのが苦手(足を開く動きが苦手)なのだが、少しだけ楽にできるようになった気がする。脇腹とかモモやお尻の脇の筋膜が緩んだ影響は、こういうところにもでるのかも。

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セッション4

1. 施術中に感じたこと

・腕と足の可動域チェック

右の股関節でいつも通り引っ掛かりを感じる。左の股関節も右よりは少ないがスムーズではない。引っ掛かりの原因は、お腹にあるかもとのこと。足かお尻のあたりの問題と思い込んでいたが、お腹の筋肉や内蔵が制限の原因になることもあるそうで、驚いた。過去の手術で子宮を全摘したことやお腹を切ったことも関係あるのかもしれない。そういえばお腹を切る時、腹筋を縦に切るか横に着るかどうするか聞かれ、横に切ってもらったことを思い出した。普通は筋肉の繊維に沿って縦に切るけど女性は水着になった時に傷痕を気にする人もいると聞いてなんとなく横にしたが、今思うと縦の方がダメージ少なかったのかなとも思った。

今日は肩の動きがちょっと悪い気がした。前の日におかしな姿勢でスマホやりすぎたせいかも。右肩の下にしばらく手を当ててじんわり。気持ちいい。

・お臍を確認してからソースポイント

ソースポイントで手をかざしている時に、何か感じるかを聞かれた。ゾワゾワした感じだが、嫌な感じではないと答えた。確かにそうなんだけど、何か言い足りない。言葉にならない何かがある。磁石に引き寄せられる砂鉄になったみたいな感じ。伊藤さんの手が磁石で、私の体の中の血液や細胞が砂鉄。手が動くとそっちに向かって体の中身が引き寄せられていく感じ。

・内転筋施術開始

左を向いて横になり、枕に首を真っ直ぐのせ、右膝を曲げて膝下に支えをおく、左足は真っ直ぐ伸ばして、左足からスタート。足首の上のあたりからピンポイントで押される。筋肉と筋肉の間や関節と筋肉の付着部の当たりが固くなりやすいらしい。脹脛の際のあたりを押しながら、かかとを曲げ伸ばししたり、かかとを伸ばしたまま少しだけ膝を曲げたり。その度にメリメリっと肉が動く感覚。なんとなくトリのもも肉を料理する時、肉の繊維を剥がしている感覚を思い出した。膝下まではまだまだいた気持ちいくらいだったが、膝上の内側が強烈に痛かった。息が止まるくらい。膝上のもりっとして、脂肪なのか気になってた部分་。筋肉らしい。癒着して固くなってるのか、すごく痛かった。少しづつ上に上がっていくが、モモの中間あたりは激しく痛いところはなかった。足の付け根のあたりが、膝上についで痛かった。関節に近いあたりの方が癒着しやすいのか?

・右足

最初は左足ほど痛くないなーと油断していたら、ズドンときた。伊藤さんは少しずつ触れる位置を変えていきながら、ポイントを探っているらしい。痛いポイントを見つけるとグイグイくる、表情は見えないけどなんか嬉しそう。痛すぎてちょっと涙が出てきた。右足と左足で痛いポイントは違うけど、両方痛いことには変わりはわかった。

・前回のおさらい

お尻の横と腿の脇のところをリリース。やっぱり横のお尻、中臀筋と思われるところが頑固。

2. 直後に感じたこと

立ち上がった時に足の裏にしっかり乗れてる感じがあった。足が大きくなった感じ。椅子に座って膝を直角に曲げて、スネから足の裏に力をかけるのをやった。足の裏を地面の押し付けようとするとお腹に力を入れてしまい上半身が倒れてしまったが、そうではなく足の力で押し付けるとのこと。そういう意識が抜けてるんだなあと思った。最後のいつものたって膝を曲げるやつも、今まではお腹でやろうとしていたかも。足でやるものらしい。足の裏とか足の指とかもっとを信頼する必要がある。

3. しばらくたってから感じたこと

内転筋が柔らかくなってきたせいか、あぐらと開脚が比較的やりやすくなってきた。そしたら、お尻の横、多分中臀筋が働いていないのが自覚できるようになってきた。あぐらで足が開かないのも、内転筋が硬いのもあったけど中臀筋が弱すぎるせいかも。そのせいで、立ってるときもいまいちグラグラで、足の裏で地面をしっかり踏むことができてなかったのでは、と推測。་今まで足の裏の小指側がふわふわしていたけど、小指側の足指もちゃんと地面を捕らえて立つことを練習中。一つ解決すると芋づる式に次の課題が見えてくるのが、とても面白い。次回も楽しみ。

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セッション5

1. 施術中に感じたこと

・ソースポイント

今日は特に右膝のあたりに手をかざす時間が長かった。何度も右膝の上を手が往復している。その後、右膝を上下から挟んでしばらく手当て。いつもは胸のあたりの手当てから始まることが多かったので、今日は自覚はないけど膝に問題があるのかと気になり、聞いてみたら、決して膝が悪いわけではなく、膝に触れることでリラックスできる感じがするからとのこと。膝がいい方向に向かっているということなのかもしれないし、膝が何かを発していて、それに伊藤さんが反応しているということらしい。自分の体のことだけど、自分に自覚できてないことが起きてるみたい。ちょっと違う位置に手を当てた時は、さっきと違う層にアクセスしていると言っていた。実際に手をかざしている場所とは別の場所に反応が起きることもあるそうで興味深い。

・お腹周り

お腹のあたりに手を当てて極軽い圧。特に数年前の開腹手術の傷のあたりをゆっくりと。この時は特に感じるものはなかった。

・腸骨筋

仰向けの状態で膝を立てた状態で、腰骨から下のあたりの骨盤の隙間にぐいっと手を入れられる・膝を少し持ち上げて下すと、その度に少しずつ手が深く入ってくる。膝を下すときにうまく力を抜くことができると痛みなく圧がかかる気がした。少し痛い時もあったけど、心地よい刺激。それにしても間違いなく生まれて初めてこんなところを刺激されて、何かが目を覚ました。強めにドアをコンコンコンコンとノックしたそうだ。

・大腰筋

腸の上から圧をかけて大腰筋に刺激を入れる。膝を伸ばして、大腿骨を左右にクルクル回したり左右に揺らしたり。踵を押すようにして股関節から遠ざけると、大腰筋が動くのを感じられた。普段あまり動かすことを自覚できないけど、今日初めてはっきり感じた。特に右足は、付け根のあたりがジワーと熱くなって血が通っていく感じがした。また踵を押して脚を伸ばした時、ピキーんと長い筋肉が引っ張られるような感覚があった。

・トレーニング

腸腰筋を使うことを体に染み込ませるやり方を教わった。仰向けになり膝を立て、背骨を尾骶骨からゆっくりじっくり持ち上げていく動き。ついお腹やお尻の筋肉でなんとかしようとしてしまいがちだが、そうではなく、足裏をしっかり押して、膝を遠ざけるようにすること。下すときに左右バラバラとぎこちなく落ちてしまうので、気をつけること。

2. 施術直後に感じたこと

背骨がスッキリ伸びた感じ。鳩尾から足の付け根にかけて支えができて、縮こまっていたお腹が伸びた感じ。立つのも座るのも軽くなった。

うちに帰ってから、お腹を触ったら全体に柔らかくなっていた。特に手術の傷跡が柔らかくなっていて驚いた。これまでは傷口周辺がモリっふくらみ硬くなって、皮膚とその周辺の組織がくっついている感じだったのが、だいぶ平に滑らかになった。

3. しばらく経ってから感じたこと

しばらくの間、お腹をストレッチするたびに、特に右鼠蹊部の少し上のあたりが、浅いところも深いところも、ピキピキ言って剥がれている感覚があった。右のお腹がものすごく縮こまっていたらしい。ここが伸ばせるようになったら、立ってる時や歩く時の骨盤の位置が少し変わってきた感じがする。これまでは腰が引けている感じだったのが、前に出てきてしっかり足を踏む感覚が出てきた。うれしい変化だ。

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セッション6

1. 施術中に感じたこと

右股関節のつまりがだいぶ良くなってきた。

ふくらはぎ

アキレス腱の上のつなぎ目がすごく痛かった。特に右足の内側、悶絶。

ももうら

お尻と腿のつなぎ目や膝と腿のつなぎ目のところが、やはり痛い

お尻

仙骨とお尻の肉の境目と骨盤上部のキワとお尻の境目。痛みは少しだけで、ほぐれる感じが心地よかった。

最後に仙骨と頭に手を当てる。全身のトーンを均等にする役割。落ち着いて眠くなる。

2. 直後に感じたこと

寝台から降りて立った時、左右の足に均等に体重が乗って足がまっすぐでブレていない感覚があった。とても心地いい。施術前のフワフワ感が消えて、文字通り地に足がついて楽になった。

3. しばらく立ってから感じたこと

前回の腸腰筋の施術の後、サーフィンでパドルをするのがすごくやりやすくなった感覚があったが、今回の背面をやった後、さらにやりやすくなった。うつ伏せの状態でお腹に力が入れられるようになり背中が使えるようになって、後ろにそるのが軽い力でできるようになった感じですごく嬉しい。

あと、右の股関節は少しずつつまりは良くなっている感じはあるが、股関節から膝、足首の繋がりが、左足と比べてまだ薄い感じ。特に右のお尻から足の繋がりが頼りないのと、足首が少し詰まる時がある。右の足の裏も左と比べて、縮こまっているみたい。とは言え、どこが痛いとか歩けないとかでは全然ないので困ってるわけではないけど、もっと自然に力強く踏めたら気持ちいいだろうなと思う。

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セッション7

1. 施術中に感じたこと

右脇腹、左膝に手を当ててじんわり。普段は特に何かを感じるところではなかったが、何かあるのかも。その後肋骨、胸骨のあたりをほぐす。と、ここまでは心地よくうつらうつらしながらだったが、最後の30分で口や鼻の中に指を突っ込まれて、それまでの眠気が吹き飛ぶ衝撃!口の中に指を入れ、ぐいぐい。あまりの痛さにギブアップ寸前だった。今までのロルフィングの施術の中で一番痛かった。特に右側。鼻の中に指を入れるのも衝撃だった。生まれた初めて鼻の穴に指を突っ込まれた。ずるずる指が入っていくのが恐怖だったが小指の長さまでしか入らないから大丈夫と自分に言い聞かせて我慢した。

最中は恐怖だったけど、終わってみると穴が大きくなって空気がたくさん入ってくる感じがしてスッキリ。顔の内側にもいろんなものが入ってるんだなあと認識を新たにした。

最後、診察台の上に体育座りになって、膝を抱えた状態で背中を丸めずに首を上にぐいっと伸ばした。坐骨に体重を預けて、足裏もしっかり踏むこと。背骨が伸びる感じがして気持ちいい。

2. 施術直後に感じたこと

首の位置が変わってスッキリ。いつも首が前にのっかていたのが、後ろに移動した。首を左右に回すのも上を向くのも楽に動かせるようになった。

終わってから、長い散歩をしたが、歩くのも軽くなった感覚。首が後ろになって、上の方に伸ばしやすくなり背骨が長くなると股関節とか足にかかる体重が減って軽やかになる。

3. しばらく経ってから感じたこと

最近、日々体が少しずつ変わっていくのが実感できてうれしい。脚の付け根やもも、お尻、ハムストリングのストレッチのやり方がわかってきた。これまでは硬すぎて、というか感覚が鈍すぎて、ストレッチをしても形を真似しているだけで、動くべきところが動いていなかった。なんとなく骨盤のあたりがねじれていたのを感じるようになった。まだまだ色々と知らないところがあるけど、連鎖的に認識できるようになって、動き出しそうな気配があって楽しみ。

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セッション8

1. 施術中に感じたこと

最初に腕を持ち上げて動かし、肩周辺の動きを確認する。最初の頃と比べて胸のあたりが動くようになってきたと言われる。自分でも当時と比べると、体がだいぶ変わってきたのがわかる。特に胸や背中が動くようになって、呼吸も入りやすくなってると思う。

右の腕、胸あたりと両方の足首の施術。5回目の時にやったお腹から足にかけての繋がりの動きで、前ももとか膝とかいろんなところに力が入ってしまい、しばらく戸惑ったが、ちょっとだけ顎を引きながら足首を動かすと首の後ろから背中を通って足首まで繋がって動くのがわかった。ちょっとの動きが全身に波及して動くのが面白い。足首を曲げる時、左右に曲げたままだと足首が詰まる感じがするが、真っ直ぐにして曲げるとつまらない。足首を真っ直ぐにして動く感覚を覚えたいと思った。

2. 施術直後に感じたこと

寝台から降りて立った時、足の裏が広くなった感じがした。膝曲げ伸ばしをした時も、右足の頼りなさがだいぶ緩和した。最後に動きをチェックするときに言われた。目で見て調整しようとするのではなく、自分のセンサーで感じられるようにとの言葉が印象的だった。

サーフィンする時、波のパワーと加速度を感じるためのセンサーが鈍いという悩みを話したら、波の音を聴いたらいいのではとアドバイスをもらった。ロルフィングでも施術の時は体の音を聴きながらやっているそうで、聴こうとすることによって、感覚が研ぎ澄まされるらしい。頭で考えてどうこうしようとするのではなく、全身で感じるままに自然体でいるのがいいのかも。

3. しばらく経ってから感じたこと

右の股関節や足に感じていた違和感も、そこをなんとかしようと頭で考えて動くのではなく、なんとなーくセンターを感じてなんとなーく動くことを心掛けていたら、だいぶ改善されてきた。心のかたさとか、偏りとか、必死さがあると、大切なことをキャッチするセンサーが効きにくくなり、結果的に変な動作になって、偏った体になっていくみたいだ。

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セッション9

1. 施術中に感じたこと

左の膝あたりをじんわり手当されている時、一瞬スコンと眠りに落ちた。何かがシンクロしたらしい。今までは感想を書くために眠らないよう努力して我慢することもあったが、眠っていてもセッション中は必ず何かを受け止めているはずだから、眠ってしまっても構わないとのこと。その一つ深いところで受け取ったものを書けばいいらしい。いつもより少しちょっとだけリラックスして横になっていた。

2. 終わってから感じたこと

立ち上がった時、頭が軽くなった感じがした。ここのところ背筋を伸ばすことができるようになった気はしていたが、まだ頭が前にずれてる気がしていて、なんとなくスッキリしていなかったのが、頭のてっぺんから足の下までストンと一本抜けた感覚。

あと、口を開けた時、顎がガクッと音がしなくなった。何十年も音がするのが当たり前だったのに、静かに口を開けられて感動した。顎の周りの筋肉が緊張しているなんて、思ったこともなかった。

3. しばらく経ってから感じたこと

最近、太ももやふくらはぎ、腰回りなどの筋肉が柔らかくなってきた。自分で触った時、ロルフィングを受ける前はもっとカチカチに硬かったけど、だいぶ緩んできた。柔らかくなると関節を伸ばすのが気持ち良くなってきて、背骨とか股関節とか隙間を開く感じでストレッチするのが日課になってきた。

また、頭の位置がなんとなく落ち着いてきたので、仕事中座っている時も姿勢をキープするのがだいぶ楽になった。そのせいか、肩周りや首が、まだ硬いけど前と比べたらマシになってきた気がする。

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セッション10

1. 施術中に感じたこと

呼吸がちゃんとできるのが大切。吸う息と吐く息の間のまがあることが大事らしい。体の動きと呼吸はひとつになっているべき、というかそれが当たり前のこと。深い呼吸が自然にできてると病気にもかかりにくくなるらしい。左の腕の動きが、一年前と比べ全然良くなっているとのこと。

首の動きも良くなっているそう。うれしい。

2. 直後に感じたこと

なんだかスッキリした。股関節に均等にのれてる感じ。足首がぼきぼきならなくなった。

3. しばらくして感じたこと

これまで蓄積させていた気づかなかった体の偏りが、だいぶ解けてきた。自覚のない偏りは、感覚や知覚、気持ちにも影響していると思うので、ロルフィングを受けることで、生活そのものも柔らかく広がった気がする。

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この記事を書いた人

日本語と英語を操るバイリンガルロルファー。東京出身ではありますが、神戸の風土と文化、そして人の雰囲気に親しみを感じ、2016年に移住してきました。六甲山を始めとした山々と海の自然に囲まれ、お洒落なお店が立ち並ぶ神戸三宮での日常を楽しんでいます。

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