とにかく楽しかった(セッション1)

第1セッション

今日は、仕事の施術がとても楽しく感じました。昨日のセッションで感じことをそのまま体感したような感じでした。

 

昨日もお伝えしましたが、終わった直後はとにかく楽しかったの一言です。それくらい色々なことを感じられたセッションでした。ベッドに横たわり初めの方は少し緊張していましたが、それも束の間すぐにリラックスモードに入りました。目を瞑っていると何をしているんだろうと気になり、ちらっと目を開けると身体に手をかざしていました。

 

ほんのり温かさを感じたり、感じなかったり。お腹から上へ向かって手をかざした時、手の動きと連動して「ぞわーっ」としたものを感じました。あれは何だったのだろうと今でも不思議です。

前腕を包んでじーっとしている時に、身体がふわっと緩みました。

そして、深い呼吸が突如おとずれました。

ずっと深い呼吸が続くわけではなく、深くなったり、浅くなったり、長くなったり、短くなったり。どれがいいとか悪いではなく、色々な呼吸があるんだなあと感じられました。

「身体を感じよう!」と目を瞑っていたら、気が付いたら眠りに落ちていました。熟睡というよりは、二度寝やソファで寝落ちのときのような眠りです。そして、一瞬の眠りの間に夢を見ました。眠っているときと起きているときのはざまにいるときは夢を覚えていて、夢の内容を伝えようと思うのですが、完全に起きたときはもう覚えていません。唯一なんとなく覚えていたのは、ドラゴンボールの世界です。きっと伊藤さんがスカウターが壊れるくらいの気を発動していたのだと思います。

じーっと触れられる→眠りに落ちて夢を見る→手が離れると目が覚める→違うところをじーっと触れられる→眠りに落ちて夢を見る→手が離れると目が覚める→…の繰り返しでした。夢は、全部違いました。

中盤くらいで、肩のあたりをそっと触れられているときに、両股関節の奥の方がむずむずじんじんしていました。家でもたまにあるし、言おうっかな、どうしようかな、なんて考えながらむずむずじんじんを感じていました。

そのあと両足を持たれたときに「あっこれ股関節めっちゃ動くやつ」と感じました。

そして本当にぐいーんと動きました。特に左足が、可動域が広がるというよりは、まるでゴムのようにみょーんと動きました。

後半、頭に触れられた時、あの夢うつつなリラックス状態とはうって変わり、急に頭の中が妄想(言葉の渦)でものすごくうるさくなりました。

終わったあと、身体はとてもリラックスし、歩く感覚を確かめていた時も、真ん中を歩けている、足裏がしっかりと感じられる、かかとのぐらつきが無いなど変化を感じられました。でも、何か分からない感覚がありました。

呼吸も吸う方が楽に感じられました。「吐く時に、身体の中を通して足の裏から吐くようにしてみて」と言われ、しばらくそのイメージで呼吸を続けました。そうすると、ものすごく楽に呼吸ができるようになり、歩く感覚もさっきよりしっくりときました。

その分からない感覚があとで分かりました。

それは、重心(中心?)が肩より上にあったからです。身体は軽いのに、上の方が重たいから、変な感じがしたのだと思います。呼吸で下に落としたことで、身体がしっくりきました。

 

 

帰り道、地面に足が着きぐらつくこともなく気持ちよく歩けました。

でも、変化で何よりも一番嬉しかったのは、電車の中で頭の中が空っぽでいられたことです。考えようと思っても空っぽ。いつもは空にしたくてもうるさかった。空っぽってこんなに気持ちがいいんだと、電車に乗っている2時間味わい続けました。

 

家に帰ってから今日のセッションを振り返り、終わったあと重心が上にあった理由を見つけました。

ずっとロルフィングに興味があって、いろんな人のブログや体験談を「身体って面白い。こんなに変化するんだ」とワクワクしながら読んでいました。

だから、心のどこかで(頭の中で)「呼吸と身体が変化しなければならない」と思い込んでいたのだと思います。変化して当たり前、変化=楽になる、皆と同じように。

その思いがあったから、終わったあとああいう身体になったのかなと。

呼吸を落としたあと歩いた時の感覚の感想で「いい意味でどうでもいい」と伝えました。乱暴な言葉だったなとその時は思いましたが、今思えば、乱暴な言葉なのには変わりはありませんが、しっくりくる言葉です。

「変化・感じること=楽になる」だけ受け取るのではなく、緊張や痛み、何も感じない、も身体の変化や感覚として無視せず受け止めていこうと思いました。(私にとってはむしろこっちの方が大事なのではと思います。)

これからのセッションも、楽しみながら。ゆっくりと焦らず。

 

 

第1セッション1週間後

さて、この一週間は何か大きな変化があったというよりも身体に意識を向ける時間が増えたなという感じでした。

普段、こたつに座椅子で生活をしています。いつもこたつにも潜り込んで座椅子にダラーンともたれかかっています。今まではそれが楽だったはずなのに、その姿勢がとても苦しくなり、あまり潜り込まなくなりました。その分、今まで楽をしていた身体中の細胞たちが、慌てふためいております。

あまり潜り込まなくなった結果、お腹のお肉のたるみが今まで以上に気になるようになりました。

初めは、ぐーっと力を込めて引っ込めていたのですが、そのうち、力を入れるでもなく、下腹部に意識を落とすでもなく、力を「こめる」とお腹がへこむようになりました。と同時に、骨盤や足の付け根あたりが「こっちやでー」と勝手にきゅーっと動き出した感じがしました。内転筋を使って!とか殿筋を使って!とかではなく身体が勝手に。そして、肩が下に落ちました。肩の力を抜くって意識をしなくても肩が勝手にすーっと落ちてくるのです。なんじゃこれ!と楽しんでいたら、右股関節のだるさと右足指のくにゃっと感が戻ってしまいました(^_^;)

しばらくすると、今度は逆に下腹部の力を抜けば抜くほど「こっちやでー」と勝手に動きました。下腹部が本当に空気のように軽くなった時がいちばん動きます。セッションの時、仙骨の下に手を置いた時のような感じもありました。

 

そうすると歩行も変わり、足の付け根からではなく腰から歩いていました。骨盤がクルックルッと。

 

肩は抜けるし、勝手にきゅーっとなるし、楽しい!と過ごしていたら、呼吸を入れていないことに気が付き、肩は抜き過ぎないよう肋骨をくにゃくにゃ動かしながら呼吸をしています。

 

 

朝の瞑想を再開したのですが、呼吸に意識を向けて余計に苦しくなることは今のところなくいい感じです。

 

近くのものを見る時に100%右目を瞑っている、左ばかりで噛んでいる、ことにも気が付いたので、「また左側使ってる」と気付けるようにして右を使うように意識しています。

 

次のセッションがものすごく楽しみです!

次もよろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

日本語と英語を操るバイリンガルロルファー。東京出身ではありますが、神戸の風土と文化、そして人の雰囲気に親しみを感じ、2016年に移住してきました。六甲山を始めとした山々と海の自然に囲まれ、お洒落なお店が立ち並ぶ神戸三宮での日常を楽しんでいます。

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