「自分の身体を感じる。自分の身体に気づく。」(セッション10)

第10セッション

いよいよラスト10回目のセッションです。

 

いつもと変わらず、最近の自分の身体のことを伝え、立ったとき、歩いたときの感じを共有しました。

 

ベッドに横になり、伊藤さんが右側に座っている時、右の足の付け根がどんどん緩んでいきました。

 

足の付け根とお尻の辺りがどこにも力が入らず、重力に任せてじわぁっと沈んでいき、広がっていき、その重力に任せてまた緩んでいく感じです。

 

次に左足にもそれを感じ、両足の付け根がとても心地良かったです。

 

そのあとは、今までのセッションには無かった、すっと動かしては戻しすっと動かしては戻しの動きがあり、おっ!と思いました。

 

じわっとというより、すっすっすっと動かされている感覚です。

 

その間は特別大きな変化が起こるということは感じられませんでしたが、このあとどう変化するのかなぁとわくわくしながら身を任せていました。

 

そして気が付いたら後半は覚えていないくらいリラックスしていて(つまり多分寝ていた)、終わったときにはふわあっと夢見心地でした。

 

 

ベッドから起き上がり立った時、セッション前との身体の違いにびっくりしました。楽!真っ直ぐ!でした。

 

中心に線が通っているのだけど、線というよりは円柱としてどしっと立っている感じです。この感覚、ずっと持っていたいなぁ。

 

 

帰りの電車で、座っているとき右側のお尻から足にかけてのモヤモヤ感がずっと続き、翌日は逆の左足の付け根が痛くなりました。

 

ただ今までの経験で、セッション後に何かしらの身体の痛みが起こるのは変化の過程、と分かっていたので気にせず過ごし、その翌日はきれいさっぱり両足ともモヤモヤも痛みも無くなっていました!

 

今回のセッションが10回シリーズのラストでしたが、ラストで経絡と内臓という新しいやり方と出会うことができました。

 

ラスト3回は私情で月一のペースになってしまいましたが、そのおかげでまた新たに身体の面白い世界に触れることができ、きっとこれもご縁だったのかなと思っています。

 

 

10回シリーズ、本当にありがとうございました!

 

また改めて、1週間後の感想で10回シリーズの感想もお伝えいたします!

 

 

第10セッション1週間後

10回目セッションその後の感想です。

 

まずは、靴を新しいのに買いかえました。メガネも調整してもらいました。

 

安物のスニーカーですが、安定感抜群です。

 

前の靴は足が外側に流れた状態の形になってしまっていたので、慣れた靴なのにだんだんと合わなくなってきていました。

 

新しい靴を履くと、セッションが終わったときに感じた安定感を感じることができました。

 

もっと早く買いかえておけば良かったです(笑)。

 

10回目のセッション後に感じた、円柱としてどしっと立っている感覚は、今も継続中です。

 

安定感があり、さらに内側に広がりを感じ、とても気持ちが良いです。

 

メガネは高さを揃えてもらっただけなのでまだ合ってない感じは若干ありますが、それでも、高さが違うメガネをかけていたんだとほんの数ミリ揃えただけで感じることができました。

 

普段使っているものが身体に与える影響の大きさを身をもって実感しました。

 

あと、寝るときに気がついたら右側を縮めて左側を伸ばす姿勢や、右足をぎゅっと曲げる姿勢によくなります。これが楽なのです。

 

セッションの後、肝臓が硬くなっていてその影響が右足に出ているのかもしれない、とおっしゃっていたのを思い出し、右側が開くのが苦手で守ろうとしていた姿勢だったのかなとふと思いました。

 

10回シリーズを受けて、いちばん変化を感じたのは、左膝を曲げたときに内側に入らなくなったことです。

 

痛みがあるわけでもなく気にもなっていなかったので特にお伝えしたことは無かったですが、中学生の頃からずっとニーインで20年以上経っても変わらなかったのが膝が真っ直ぐ前を向いたまま屈伸ができるようになりました。本当に驚きです。

 

シリーズを受ける前の自分と今を比べてみたいです。

 

以前からロルフィングを知っていて、受けてみたいなと思いながらも心の中にしまい込んでいました。

 

整体の仕事を始めたのをきっかけに、「正しい姿勢って何だろう」「身体を整えるってどういうことだろう」という長年の疑問を自分の身体を通して知りたいと思い、やっとロルフィングを受ける決心をしました。

 

痛みを取りたいとか変わりたいといった明確な理由があれば、もっと分かりやすく変化を感じ取れたのかもしれません。

 

だけど私は特にこれといった痛みが無く、多少の不調があっても気にしない性分でした。

 

 

「自分の身体を感じる。自分の身体に気づく。」

 

 

セッションで私が得たことです。

 

痛みは感覚として感じやすいけれど、何もない状態の自分の身体を感じることは普段の生活ではなかなかありません。

 

日常の中で身体を感じる、気づく、そうすることで身体は変化していく。意識せずただみる。

 

そんなことをセッションを通して知ることができました。

 

また、セッションの回を重ねるごとに同じような変化や気づきがあっても、前に感じたことはこういうことだったのかと、上昇していく螺旋のように自分の変化を感じることができました。

 

自分の状態を言葉でアウトプットすることで「自分はこう感じているんだ」とより気づきをもたらしてくれたのかもしれません。

 

言葉にするのはなかなか大変な作業でしたが。

 

セッションは、自分に起きている感覚、周りにある空間、伊藤さんの手、そういうものが時には穏やかに時には大きく時間とともに流れ、贅沢な時間だったなと改めて思います。

 

半年以上かけての10シリーズ、本当にありがとうございました!

 

これからも身体への探求は続くと思うので、またどうぞよろしくお願いいたします!

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この記事を書いた人

日本語と英語を操るバイリンガルロルファー。東京出身ではありますが、神戸の風土と文化、そして人の雰囲気に親しみを感じ、2016年に移住してきました。六甲山を始めとした山々と海の自然に囲まれ、お洒落なお店が立ち並ぶ神戸三宮での日常を楽しんでいます。

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