以前10シリーズに来ていただき、その後もメンテナンスにお越しいただいていたクライアントさんの体験談をご紹介いたします。ご本人のモチベーションとしては、剣道が上手くなりたい、というスポーツパフォーマンス向上が一つの大きな要素でした。
剣道は相手との間合いやタイミング、組合せなど相手との相性が関係するスポーツですが、まずご自身のからだを自由に扱える事がパフォーマンス向上にとても有効です。力を入れたいタイミングで力が入らなかったり、リラックスしたいタイミングで力んでしまったり、自分のからだから自由でないと、相手との勝負にも臨めません。
このクライアントさんは、そういった力みや自分のからだの特徴を感じていきながら、稽古や実際の剣道での振りを調整していき、多くのことを感じていただけたようでした。ますます練習が楽しくなってくれることでしょう。
初回のセッションを通じて感じたこと
初回のセッションでは呼吸についてでした。素直な感想としては、ロルフィングとの衝撃的な出会いでした。肩幅を感じる事ができ、呼吸がスムーズに行え、足の先まで酸素が伝わる事を感じました。
10シリーズを通じてご自身が体験して感じたこと、変化として興味深かったこと
- 無駄な力が入らなくなった。疲れにくくなった。快便になった。
- 剣道の構え:腕に力が入り、力を入れたいときに上手く入らなかったが、力が抜け、体全体で攻める事ができるようになった。
- 竹刀の振り:腕の力で振っていたが、無駄な力が抜けてスムーズに振れるようになった。
- 体力の温存:力が抜け、稽古をした次の日のコンディションも良く、今まで必ず起こった筋肉痛もかなり減った。
- 第3セッション:第1セッションで広がった肩幅をより感じる事ができた。日常では疲れにくくなり、よりスポーツ、トレーニングに意欲的になり、剣道面では、無駄な力が抜け、体の安定を感じ出した。
- 第7セッション:第6セッションで骨盤の後傾を感じる事が出来、脚の出を感じる事が出来ていたが、第7セッションにて首が伸びるのを感じ、より脚がよく出てくれるようになった。首が伸びていくのを感じ、足への負担も減り、より体が軽くなった。
- 第10セッション:最後のセッションという事で、自分自身総まとめのつもりで受けさせて頂きました。自分の最課題だった「肩の力」を抜けるのを感じつつ、首が伸びていき、肩甲骨の下角から腕が始動していくのが感じられた。とにかく視野が広がった。
最後に
数ヶ月の間でしたが大変御世話になりました!
私は剣道のパフォーマンス向上の為、ロルフィングを受けさせて頂きましたが、アスレティックトレーナーの施術の仕方としてもすごく勉強になり、考え方が変わりました。
このアンケート3枚では書き切れないものを伊藤さんから教えて頂きました。
ロルフィングから学んだもの、得たものを生かし、11月の5段審査、頑張ります!